WEC(世界耐久選手権)のLMP1クラスに参戦しているTOYOTA GAZOO Racingは6日(月)、2019-2020年シーズンの残りレースと2021年シーズンにおいて、ニック・デ・フリーズをテスト兼リザーブドライバーとして起用することを発表した。
デ・フリーズは、WECチャレンジプログラムの山下健太らと共に昨年12月にバーレーンで行なわれたルーキーテストに参加。ル・マン24時間レースの優勝マシンであるTS050 Hybridで43周を走破した。
■トヨタ、WECテスト参加の山下健太とデ・フリーズ高評価「彼らの成長に注目」
デ・フリーズは昨年のFIA F2チャンピオンであり、現在はレーシングチーム・ネダーランドからWECのLMP2クラスに、そしてメルセデスからフォーミュラEに参戦中。今週にもポール・リカールでトヨタのプライベートテストに参加する予定だ。彼はリザーブドライバー就任に際して次のようにコメントした。
「TOYOTA GAZOO Racingの一員となり、彼らとまた仕事ができることに非常にワクワクしている」
「テスト兼リザーブドライバーに選んでもらえたことは光栄なことで、このような機会を与えてくれたチームに感謝したい」
「バーレーンでTS050 Hybridをドライブしたのは素晴らしい経験だった。その時は一度きりのチャンスだと思っていたので、このマシンをまたドライブできることを知って嬉しく思っている。今年の後半に新しいLMHマシンのテストができるのが楽しみだ」
また、TOYOTA GAZOO Racing WECチームの代表を務める村田久武は、プレスリリースの中でデ・フリーズへの期待を口にした。
「ニック・デ・フリーズが TOYOTA GAZOO Racingに加わってくれることを歓迎します。昨年、バーレーンで行なわれたルーキーテストにおける彼のTS050 HYBRIDに対するフィードバックは的確で、ドライバーとしての多大な才能を確信させるものでした。WECチャレンジプログラムの山下健太と共に成長を続け、TOYOTA GAZOO Racingの将来を担ってくれるのを楽しみにしています」
なお、これまでチームのリザーブドライバーはトーマス・ローランが務めていたが、彼はデ・フリーズの加入によってチームを去ることになる。
motorsport.comの調べによると、2021年シーズンのWECに向けてトヨタは現在のドライバーラインアップを変更しない可能性が高いようだ。
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