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感性に訴えかける魅惑的なフロントデザインへと進化したメルセデス・ベンツの新型4ドアクーペ「CLS」

掲載 更新 3
感性に訴えかける魅惑的なフロントデザインへと進化したメルセデス・ベンツの新型4ドアクーペ「CLS」

CLS220d スポーツ

メルセデス・ベンツは、新型「CLS」を発表し、予約注文の受付を開始する。なお、納車は、2022年第1 四半期を予定しているが、生産状況によっては変更が生じる場合がある。

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2004年に登場した「CLS」は、走行性能や安全性、快適性といったメルセデス・ベンツの基本的価値を備えながら、「美しく魅惑的であること」を追求した感性に強く訴えかけるデザインコンシャスなモデル。また、流麗でダイナミックなクーペスタイルと、サルーンの快適性と機能性を融合した「4ドアクーペ」という新しいセグメントを創出したトレンドセッターでもある。

今回の新型CLSは、グリルを中心とするフロントエンドのデザインが変更されたほか、快適性を高める装備が追加された。また、選択可能な外装色の選択肢が広がる「Individualizationプログラム」と、スポーティな印象を高める「カーボンパッケージ」が新たに設定されたことで、より幅広いバリエーションからスタイリングを選ぶことが可能となった。

エクステリア

メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1(カシミアホワイトマグノ)

「CLS」のエクステリアは、緩やかにアーチを描く、高いウエストラインと、なだらかな流線形のルーフライン、そしてそれらにより創出される細いサイドウィンドウにより、エレガントかつスポーティなクーペスタイルを演出している。

メルセデス・ベンツデザインの基本思想「Sensual Purity(官能的純粋)」に基づき、キャラクターラインやエッジをできるだけ廃し、曲面で表現されたボディは、シンプルでありながら陰影による豊かな表情が表現されている。この新型「CLS」は、その前傾したフロントエンドを中心に刷新した。

メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1(カシミアホワイトマグノ)

「CLS220d スポーツ」と「CLS450 4MATIC スポーツ」は、ダイナミックで下部が広がる台形型に、マットクローム仕上げの小さなスリーポインテッドスターが無数に散りばめられた、シングルルーバータイプの「スターパターングリル」を採用した。よりアグレッシブかつ先進的なデザインに変更となったフロントバンパーと相まって、4ドアクーペらしい躍動感がさらに強調されている。

メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1(セレナイトグレー)

ホイールデザインも一新し、「CLS450 4MATIC スポーツ」ではホイールサイズが 19インチから20インチへ変更となった。「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」は、縦にルーバーが入った AMG専用ラジエーターグリルへと変更となり、ワイド感あるバンパーとともに、スポーティな印象をよりいっそう強めている。

新しく設定された「カーボンパッケージ」では、ドアミラー、スポイラーリップ、トリム等がカーボンに変更され、レッドブレーキキャリパー、マットブラックペイント20インチAMG5ツインスポークホイールが装着される。そしてAMGダイナミックセレクトには、「レース」モードが追加される。

メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1(セレナイトグレー)

外装色は、新たに加わった「スペクトラルブルー」をはじめとする全10色から選択可能。とくに、「CLS220d スポーツ」と「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」には、「Individualizationプログラム」(受注生産)が新たに設定され、従来、メルセデス・ベンツのラインアップの中でも、ハイエンドな一部モデルでのみオーダー可能だった「コートダジュールライトブルー」と「テイデライトグレー」を含む6色から選ぶことが可能となった。

インテリア

メルセデスAMG CLS53 4MATIC+(ISG搭載モデル)インテリア

「CLS」のインテリアは、上質な素材を使用し、ディテールへのきめ細かな配慮とクラフトマンシップから生まれた高級な質感が特長で、エクステリアと同様、官能的で流麗なデザインとなっている。

今回、ステアリングホイールが最新世代へとアップデートされ、リムには静電容量式センサーを備えたパッドを採用。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、ディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手が向上している。

CLS220d スポーツ(ネバグレー/マグマグレー)

CLS220d スポーツ(シエナブラウン/ブラック)

インテリアカラーは、「CLS220d スポーツ」と「CLS450 4MATIC スポーツ」は、今回新色となる「ネバグレー/マグマグレー」、「シエナブラウン/ブラック」を始め6 色から、「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」は、新色の「ブラック/シルバーグレーパ―ル」など5色から選択可能となっている。

快適性を高める装備を充実

新型「CLS」は、全モデルでヘッドアップディスプレイが、「CLS450 4MATIC スポーツ」と「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」では、さらにドアクロージングサポーターが標準装備に追加された。

さらに、今回、初めてCLSに設定された「エナジャイジングパッケージ」*3 には、各種ヒーターやパフュームアトマイザー、シート設定、照明、音楽等のシステムを統合的にコントロールし、快適性を高める「エナジャイジングコンフォート」や、高度なアルゴリズムに基づき走行時間やドライバーのストレスレベルや睡眠の質などの個人データを加味したうえで*4、運転手をサポートするモードを提案する「エナジャイジング コーチ」機能等が含まれる。

*3:「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+」に標準装備、「CLS450 4MATIC スポーツ」にオプション装備。
*4:Garmin製スマートウォッチを装着した場合。

「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1」

メルセデスAMG CLS53 4MATIC+ Edition1インテリア

新型「CLS」の発表を記念した特別仕様車「メルセデスAMG CLS53 4MATIC+Edition1」(世界限定300台)も、同時に予約注文の受付を開始する。この特別仕様車は、外装色に、特別色の「カシミアホワイトマグノ」(全国限定:30台)、と「セレナイトグレー」(同:20台)を用意。

いずれもマットブラックペイント20インチ AMG5ツインスポークアルミホイールを装着している。エクステリアは、「ナイトパッケージ」および「ナイトパッケージII」の採用により、ラジエーターグリル、リアエンドのスリーポインテッドスターとモデル名バッジは、専用のダーククローム仕上げとなっている。さらにインテリアにはカーボンインテリアトリムが採用されている。

【メーカー希望小売価格】

*5:ISGはIntegrated Starter Generatorの略称。
*6:上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格。また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となる。メーカー希望小売価格は参考価格。
*7:価格および仕様については、2021年9月9日現在に想定されているもの。生産の都合などにより変更が生じる場合がある。

関連情報:
https://www.mercedes-benz.co.jp/passengercars/mercedes-benz-cars/models/cls/coupe-c257-fl/cls-fl/explore.html

構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)

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みんなのコメント

3件
  • Aクラスともう少し差別化をしてほしいです。
  • カッコいいけど遠目に見るとAと区別が付かないし、初代(219)が出たとき程の感動は無いな〰︎^ ^
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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