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マツダ次期『CX-5』に独自のハイブリッド搭載、2027年発売へ 電動化への支出削減

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マツダ次期『CX-5』に独自のハイブリッド搭載、2027年発売へ 電動化への支出削減

新開発『スカイアクティブZ』を導入

マツダは当面の間、エンジン搭載車を販売し続ける方針で、次世代の『CX-5』にはまったく新しいガソリンエンジンを導入する予定だ。

【画像】独自路線だからこその魅力! マツダらしいSUV【マツダCX-5(英国仕様)を写真で見る】 全22枚

この新型ユニットは『スカイアクティブZ(Skyactiv-Z)』と名付けられ、現行のCX-5、マツダCX-30、マツダ3に搭載されている4気筒エンジン『スカイアクティブX』の後継機にあたると見られる。

マツダはスカイアクティブZについて、欧州の排出ガス基準ユーロ7に適合し、CX-5ではハイブリッド版を使用する予定だとしている。また、今後はエンジンのユニット数を減らし、制御ソフトウェアも3分の2に集約することで開発と生産を簡素化し、コスト削減を図るという。

新型CX-5は2027年に発売される予定である。

一方で、マツダは電動化への投資を2兆円から1兆5000億円に削減した。

電気アーキテクチャー、ハイブリッドシステム、バッテリー管理システムへの支出を縮小し、代わりにトヨタや中国の長安汽車など他メーカーとの提携関係を強化する。

実際、マツダは長安汽車との提携により、すでに新型EV『6e』をデビューさせている。

6eに続いて、次期型CX-5と同時期に、マツダが独自に開発した電動SUVが発売される予定である。日本国内で組み立てられ、パナソニックと共同開発したバッテリーを使用する。

マツダの毛籠勝弘社長兼CEOは、電動化戦略のスリム化を発表し、「バッテリーには多額の投資が必要ですが、需要は不透明です。技術革新を見守りながら、慎重かつ効率的な投資を実施していきます」と述べた。

毛籠氏は計画の修正について「事業リスクを最小限に抑え、事業効率を向上させる」ことを目的としており、マツダの「小規模プレーヤー」としての立場を反映したものであると説明した。

「日本の自動車メーカーとして、国際競争力を維持するために、協力分野を大胆に増やしていきます」と毛籠氏は力を込めた。

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みんなのコメント

12件
  • pin********
    SKYACTIV−X搭載車を購入した
    ユーザーはこの記事を読んで
    どう思うだろうね?

    SKYACTIV−X搭載車が
    販売される時も
    同じ様に賛美一色の
    提灯記事が踊っていた気がするが。

    何年か後に、SKYACTIV−Z搭載車が
    販売終了になる未来図が見えるような

    〝SKYACTIV−Xは開発終了したが〟
    〝嘆くことはない〟
    〝何故ならSKYACTIV−Xで〟
    〝得られた知見は〟
    〝今後も活かされるのだ〟

    こんな風にMAZDAを賛美する
    提灯記事を読んだ覚えがあるけど
    SKYACTIV−X搭載車を購入した
    消費者は納得できるだろうかね。
  • awxdrvgy
    新たな有償ベータテスト用「スカイアクティブZ」を導入
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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