サングラス＆アイウェアにひと工夫して格上げする──夏がくる前に押さえておくべき、2025年のサングラス&アイウェア

調光レンズからグラスコードまで、いつものサングラス＆アイウェアをカスタム。ひと手間かければぐっとおしゃれになる。

マイ定番をアップデートする

サングラス＆アイウェアのデザインを追い求めていくと、シンプルな形にたどり着く。しかし、そこでひと工夫し、個性を演出してオンリーワンのスタイルを目指してみよう。キーワードは悪目立ちしないこと。紫外線の強弱によってレンズカラーが変わる調光レンズや、サングラス＆アイウェアにワンポイント加えるグラスコードなどさりげなさをオン。何気ないのにこなれてる感を演出するのにもってこいだ。

グラスチェーンで個性をプラス──LA LOOP GRASS CHAINラ ループは、2001年にニューヨークでデビューしたブランド。これまでツルの先端にくくりつけていたグラスコードをツイスト。金属のリングをつけ、そこにアイウェアのツルを引っ掛ける、ネックピースのようなスタイルを生み出した。シルバーを使ったチェーンは、重厚感もあり。太めのプラスチックフレームと組み合わせたい。

調光レンズで変化を楽しむ──TRANSITIONS LENSニコン・エシロールの調光レンズ「トランジションズ」がすごい。紫外線に反応して色が変化するこのレンズは、アップデートしたことで発色・退色のスピードがとにかく早くなった。室内では落ち着いた品の良いクリアレンズのメタルフレームも、太陽光の下にでればマッシブな見た目に変化。これはひとつで2度おいしい！ もちろん度も入れられるので、視力矯正はもちろんリーディンググラスとしても活用できる。

上質なケースで脇を固める──BLANC LEATHER FLAP CASEサングラス＆アイウェアを収納場所に、まさか購入したときのケースを使ってる？ それなら、今すぐ専用のケースに新調したい。日本発「ブラン」のレザーフラップケースは、持ち運びしやすい用にリングとリーシュが付属。サイズはW145×H75×D30mmでスリムに収納できる大きさだ。素材は表がカーフで、内側がスエードの豚革だ。バッグに収納してもいいし、リングを活用して腰から下げてもいい。サングラス＆アイウェアを守ってくれる頼もしい相棒だ。

写真・高橋絵里奈　スタイリング・安倍拓志　編集と文・岩田桂視（GQ）