4月18日(金)に開幕したF1第5戦サウジアラビアGPに向けて、多くのチームがマシンにアップデートを持ち込んだ。多くは、舞台となる超高速の市街地サーキットに対応するための新パーツだ。
バーレーンGPまでの4戦でドライバーズランキングとコンストラクターズランキングの双方で首位に立つマクラーレンは、2025年マシンMCL39をさらに改善するため、ディフューザーを変更。フロア周りの空力パフォーマンスを向上させることを目指した。
■角田裕毅、F1王者フェルスタッペンとの差は”経験”だけ「マシンに同じだけの自信を持てれば、彼にだって勝てると思う」
マクラーレンはまた、空力効率を高めつつ、より小さい空気抵抗でダウンフォースを確保すべく、リヤブレーキダクトに新しいウィングレットを取り付け、ライバルたちをジェッダで迎え撃つ。
対するフェラーリは、2025年マシンSF-25の最高速パフォーマンスを向上させるため、低ダウンフォース仕様のリヤウイングとビームウイングを投入。上部フラップは上反り角度が浅く弓なりになっている部分が短くなり、低荷重のウィングによってダウンフォースはわずかに減少する一方、サーキット走行時の空気効率が向上するという。これに併せて、ビームウイングも一枚翼バージョンとなり、リヤ周りは高速サーキット仕様となる。
日本GPでマックス・フェルスタッペンが今季初勝利をマークしながらも前戦バーレーンGPで苦戦を強いられたレッドブルも、サウジアラビアGP仕様のパッケージを2025年マシンRB21に投入。リヤ周りのダウンフォースを減らすため、より直線的で荷重の少ないビームウイングを持ち込み、空気抵抗の低減を狙った。そして予想される高温に対処すべく、大きな冷却口が設けられたエンジンカバーもアップデートパーツとして登録した。
他のライバルも上記3チームと同様のアプローチを採っており、アストンマーティンとハースも、ストレートスピードを向上させるため、よりダウンフォースの低いリヤウイングを投入した。
ハースはサウジアラビアGP前のテクニカルノートで、2025年マシン「VF-24からキャリーオーバーされたふたつのリヤウイングがコース上で利用可能になり、どちらもプロファイルが引き上げられ、上反り角度が浅くなったことで、空気抵抗と荷重レベルが低減された」と説明している。
レーシングブルズも同様のアプローチで、2025年マシンVCARB 02のフロントウイング上部のフラップを短くし、リヤウイングとビームウイングは「上反り角度と入射角を減らす」ことで空気抵抗の低減を目指した。
ザウバーは2025年シーズン序盤からC45マシンの開発ペースを維持。サウジアラビアGP仕様のフロントウイングやリヤウイングによる低ドラッグ化を追求するだけでなく、フロア中央のジオメトリーを見直した。ここにはディフューザー周りの気流を整え、ダウンフォースを効率的に発生させるという狙いがあるようだ。
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