■ラリチャレ茅野八ヶ岳が開催された
2025年4月20日に、長野県茅野市にて「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge in 八ヶ岳 茅野」が開催されました。
このイベントは、初心者から経験者まで幅広く楽しめるビギナー向けのラリー競技で、2018年から茅野市での開催が始まり、今年で7回目を迎えます。
TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge(以下ラリチャレ)とは、TOYOTA GAZOO Racingが主催する初心者向けのラリー競技で、モータースポーツを身近に感じられるイベントとして全国で開催されています。
参加者の約半数がラリー初心者というこの大会は、初心者にも優しいコース設定と安全性を重視した設計が特徴です。
基本的に日曜で完結する1dayラリーとして手軽に参加でき、競技だけでなく観戦や体験イベントも充実。
今回の八ヶ岳 茅野は、茅野市運動公園をメイン会場として開催され、八ヶ岳の雄大な自然を背景に繰り広げられるダイナミックなラリーイベントで、地域の自動車産業と観光資源を活かした一大イベントとして定着しています。
なお主催となるトヨタと茅野市の関係は古く、蓼科には交通安全祈願の寺として、トヨタグループが建立した「蓼科山 聖光寺」があります。
そんな茅野での開催にあたって大会長でもある茅野市の今井敦市長は次のようにコメントしています。
「大空に八ヶ岳が映えるここ茅野市においてラリチャレが開催される運びとなりました。
茅野市は、八ヶ岳連峰の豊かな自然に恵まれ、蓼科、白樺湖、車山高原などの観光地には、年間約372万人もの観光客が訪れます。
茅野市を含むこの諏訪地域は、精密加工業の集積地としてその高度な技術が強みとなり、トヨタをはじめとした自動車産業界から活発な受注がある地域です。
本大会に出場するラリーカーに茅野市企業の技術が使われ、その疾走する姿には、遙かなロマンを感じます。
この大会を通じ、日本有数のモータースポーツラリーが益々ご発展されますことを願っています」
また地域住民からの反響については「ラリチャレはすっかり定着しました。おかげさまで、毎年市民も楽しみにしていますし、選手の皆さんにも好評をいただいています。本当にありがたいことです」とコメント。
TOYOTA GAZOO Racingでラリーを担当する石崎貴大氏は次のように話しています。
「いつもトヨタ会長の豊田が言っている『ラリーはまちおこし』という言葉の通り、茅野のように地域ぐるみでラリーを支えてくださる場所が増えていくことを目指しています。
茅野では、リエゾン区間でたくさんの方に応援していただき、商工会の皆さんをはじめ、地域の多くの方々が準備や運営に携わってくださっています。
このような取り組みが他の地域にも広がっていけば、とても嬉しいです」
今回の茅野大会には、トヨタの早川茂副会長も参戦しました。
「今大会が最後の参戦では?」という噂もある中、セレモニアルスタートでは「今回で最後…」と挨拶し、注目を集めました。
そんな早川氏は今回の参戦について、次のように話しています。
「(茅野は)素晴らしかったです。SSを走っていても、丁寧に準備されていることがよく伝わってきました。
安全対策の看板なども多く設置されていて、安全面への配慮が徹底されていました。
どれだけの人が、どれだけの時間をかけて準備してくださったのかは分かりませんが、大変しっかりと運営されていることを実感しました。
今回でラリチャレ参戦は30回目になります。最初は豊田会長のコ・ドライバーとして参加しましたし、その後はDATの開発ドライバーも務めました。
運転技術も、まあそこそこまではいったかなと思います」
※ ※ ※
筆者が「これまでの30回を振り返って、いかがですか?」と尋ねたところ、早川氏は「まだね、振り返らない」と語り、今後も参戦の可能性をにじませました。
また、ラリチャレにはトヨタ車以外の車両も参戦しています。
今回のエントリーリストには、唯一、ダイハツ「ミライース」をベースとしたラリーカーが名を連ねていました。
この車両をドライブしているのは、自動車ジャーナリストの国沢光宏氏です。「手頃な軽自動車でもラリーを楽しめる」というテーマのもと、全日本ラリーやラリチャレに参戦しており、茅野大会でも注目を集めていました。
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