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2023年型トヨタ RAV4、搭載ソフトウェアと安全機能を向上させた新型モデルのアップデート内容に注目!

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2023年型トヨタ RAV4、搭載ソフトウェアと安全機能を向上させた新型モデルのアップデート内容に注目!

欧州トヨタは、2023年モデルのRAV4のアップグレード内容を発表した。新型RAV4では、新しいマルチメディアシステムやカスタマイズ可能なドライバー席ディスプレイなど、車内の居住快適性に重きを置いて改善が施されている。また、標準装備のトヨタ・セーフティ・センスに新機能を追加、安全性にも強化が施された。また、本アップデートは、RAV4のハイブリッド車とプラグインハイブリッド(PHEV)車の全モデルに施される。

RAV4のPHEVモデルおよびハイブリッド・アドベンチャーモデルを除いた全グレードのエクステリアカラーに、新色プラチナホワイト・パールが導入される。また、「Style」グレードには、両車種ともミッドナイトブラックメタリックとのバイトーンであるプラチナホワイト・パールが導入される予定。

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搭載ソフトウェアのアップデート概要

■新搭載のマルチメディアシステム

新型RAV4に搭載されているのは、10.5インチの高精細カラーディスプレイを採用した最新マルチメディアシステム。このシステムは、道路の交通状況をリアルタイムで同期し、状況に応じた経路案内を行ってくれるほか、目的地付近の駐車場を検索してくれたりと、運転中に発生するトラブルをスムーズに解決してくれる。

また、専用スマートフォン用アプリ「MyT」を利用することで、運転解析、燃料残量、警告、非常時の車両追跡が可能。Apple CarPlayやAndroid Autoなどのスマートフォン連携も可能で、これまで以上に室内インターフェースの操作性が向上している。

ボイスエージェントシステムを使用すれば、車両インターフェースに話しかけることで室内の様々な装備を稼働させることができる。例えば、空調の調節、マルチメディアの選択、電話をかける、窓の自動開閉など、その機能は豊富に用意されている。”Hey TOYOTA(ヘイ、トヨタ)”は会話の流れを理解するようにプログラムされているため、「寒い」と一言話せば、窓を閉めてエアコンの温度を上げてくれるといった、組み合わせの制御も自動で行ってくれる。

■新型デジタルコンビメーター

左側にミュージック情報と外側にパワーメーター、右側にスピードメーターと外側にエコドライブメーターを表示左側にミュージック情報、右側にエコドライブメーターを表示
トヨタの新型車両には、ドライバーが運転に集中できるように様々な車両データを一目で確認できる機能が搭載されている。新型RAV4では、ドライバー席のインストルメントパネルに、複数の表示設定が可能なデジタルコンビメーターが新たに導入された。パネルは12.3インチの大型TFTディスプレイ。4つのスタイルと3つのレイアウトが用意され、デジタル数値式とアナログ針式から見やすい方を選ぶことも出来る。速度に関する情報以外にもエコドライブメーター、室内で流すミュージック選択、アダプティブクルーズコントロールなど、様々な機能をカスタマイズして使用することができる。

これらのレイアウトは、「カジュアル」、「スマート」、「スポーツ」、「タフ」の4つのスタイルテーマで表示され、自分好みの見た目に変更することができる。このデジタルコンビメーターは、エントリーモデルの7インチコンビメーターを除いた全モデルに搭載されている。

強化された安全機能と防犯装置

■トヨタセーフティセンスの強化

近年のトヨタ車両に標準で搭載されている「Toyota Safety Sense(トヨタ・セーフティ・センス)」は、ドライバーに警告を発することで幅広い交通事故の危険回避をサポートする役目を担っている。新型RAV4では、このTSSに改良が加えられている。新たに強化されたシステムを2つ紹介する。

プリクラッシュシステム(PCS)は、交差点でのより安全な旋回をサポートする新機能だ。対向車線を横切って曲がる際に接近してくる対向車や、道路を横断中の歩行者を検知した際には、ドライバーに自動で警告が発せられ、必要に応じて自動ブレーキが作動する。

PCSに加え、新たにエマージェンシー・ステアリング・アシストが搭載された。このシステムは、車道を移動する歩行者を追い越す際、自動制御で避けながら走行車線内にスムーズに戻れるようにサポートをしてくれる。RAV4のPHEVモデルでは、自転車や停車車両も認識し自動で回避してくれるほか、車線内を逆走する対向車を検知し正面衝突のリスクを回避してくれる。

■専用アプリからのリモートマネジメント

新型RAV4では、ドライバーが車両を離れても機能を活用できるリモート機能が施工されている。窓を開けっぱなしにしていないか、ドアロックを忘れていないか、ヘッドライトを消し忘れていないかなど、車両に関する身近な心配要素を解消すべく、リモートで車両の装備運用を確認できるようになっている。この機能は新型RAV4の全グレードに標準装備されている。

また、離れたところからのドアの施錠・開錠もできる。離れてハザードランプを点滅させることもできるため、広く混雑した駐車場でも簡単に自分の車を見つけることもできる。さらに、乗車前に車内に暖房・冷房をかけておける自動クライメートコントロールも装備された。

欧州向け新型車の生産は2022年第3四半期に開始される予定。

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みんなのコメント

4件
  • セーフティ・センスのアップデートはハリアー共々遅すぎるくらい
    せめて昨年の年次改良では入れて欲しかった機能が多くある。
  • 走行中にタイヤ外れるのも本気です。

    フルバージョンはステアリングも抜けるぞ!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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