新型車比較・ライバル車対決 [2022.01.13 UP]
新型ロッキー/ライズ五番勝負【四】vs ヴェゼル『万能コンパクトSUV下剋上対決』
公道試乗に続いては、気になる部分にフォーカスして比較判定!!
ライバル車も引き合いに、多様な視点から新型ロッキー/ライズに迫る。
●文:川島茂夫
DAIHATSU / TOYOTA ロッキー/ライズ
DAIHATSU ロッキー ●価格166万7000~234万7000円
/TOYOTA ライズ ●価格:170万7000~232万8000円
HONDA ヴェゼル
プレミアム志向を強めた現行型
上級ハイブリッドシステムを搭載
上位車種に採用されていた2モーター式ハイブリッドシステムをコンパクト化して搭載。シャシーやパワートレーンはフィットから受け継ぐが、ヤリス&ヤリス クロスとは異なり、同系車種の印象はない。4WDは電気式ではなく、プロペラシャフトを用いた機械式だ。
●価格:227万9200~329万8900円
先代比でわずかに荷室長を短縮してキャビンを拡大するなどプレミアム志向を強めているが、フィット譲りの実用性は不変だ。
【勝負四】万能コンパクトSUV「下剋上対決」vs ヴェゼル
一般走行のパワー感に
大きな差はない
ヴェゼルのe:HEVはシリーズ式をベースにエンジン直動機能により高速巡航時のみパラレル式となるのが特徴。高速巡航燃費の弱点をカバーしたシリーズ式と考えてもいい。コンパクトSUVでは上級クラスに分類され、ベーシックグレード以外はすべてe:HEVを採用している。
車格では及ばないロッキー/ライズだが、一般走行での力感では大きく遅れを取らない。ハイブリッド車にしては軽い車重と駆動力制御の賜物だ。もちろん速度域が高くなるとモーター出力で勝るヴェゼルが優れるが、燃費は上回る。
居住性とキャビン機能はヴェゼル。同車はコンパクトSUVで最もキャビン実用性に優れたモデルであり、使い回しがいい。
ハイブリッド車同士の価格は約30万円ほどヴェゼルが高い。価格差を考えれば2名乗車中心のタウン&ツーリング用途ならロッキー/ライズが狙い。レジャー用途向けに積載の多用途性まで求めるならばヴェゼル。悪路対応モードを備えた4WDが選択できるのも強味である。
【判定】万能性ではやはりヴェゼル強し! ただし一般路や2人限定など、条件付きなら下剋上も!?
シリーズ式の弱点をエンジン駆動で補う
■e:HEV
効率の追求を開発の要とするe:HEVは、モーターの効率が高い中速域以下はモーター走行、高速域を中心とするエンジンの方が高効率な領域はエンジンによる駆動に切り替わる。
■e:HEV・4WD
後輪の駆動を補うリヤモーターを追加する手法もあるが、ヴェゼルはフィットと同じく、e:HEVのシステム出力をシャフトで後輪に伝達。後輪に大きなトルクを分配できる。
荷室のみならず、積載の工夫はキャビンにも
フル乗車でトランク4つを積載でき、後席ダイブダウンでフラット床面に。後席座面チップアップで背の高い荷物を縦積みできるなど、大荷物が必要な趣味にも対応力が高い。
●ハイブリッド・FF
小振りな常載物なら床下収納できる。純正用品のトノカバーは積載時に邪魔にならない。
ロッキー/ライズの床下は?
パワートレーンごとに容量が異なり、ハイブリッド車は約半分のスペースとなる。
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