新型「GX」の機能性を高める純正アクセサリー
レクサスの北米法人は、2023年10月31日~11月3日にネバダ州ラスベガスで開催されたアメリカ最大のカスタムカーのイベント「SEMAショー2023」に複数のカスタムモデルを出展しました。
【画像】「えっ!…」タフなルックスがカッコいい! レクサス新型「GX」のカスタムカーを写真で見る(41枚)
なかでも注目を集めていたのが、2024年に日本でも発売される新型「GX」の純正アクセサリーを装着した「GX550 OVERTRAIL+AAPビルド」です。
レクサスの新型「GX」は、2023年6月8日、米テキサス州のオースティンでワールドプレミアされました。その開発コンセプトは“ザ・プレミアム・オフローダー”。過酷な悪路から街中の舗装路まで、いかなる環境下でも快適に移動できることを目標に開発されたモデルです。
ボディサイズは全長4950mm、全幅1980mm、全高1870mm、ホイールベース2850mmで、“ハイエンド×プロフェッショナル”をキーワードとするそのデザインは、迫力満点です。
エクステリアは、塊によってスピンドルを表現した“スピンドルボディ”と、オフロードでの機能性に根ざしたプロテクター形状を融合。一文字のコンビネーションランプが印象的なリアビューを演出しています。
一方のインテリアは、“森の中にたたずむモダンで快適な別荘”をイメージしたもの。昨今のレクサス車に共通する“Tazuna Concept”に基づいたデザインを採用し、コックピット中央には14インチのタッチ式ディスプレイが採用されています。
セカンドシートは、キャプテンタイプかベンチ式かをセレクト可能。さらに、サードシート装着モデルもラインナップされています。
プラットフォームはレクサスの旗艦SUVである「LX」と同様、“GA-Fプラットフォーム”を採用。板厚や材質の異なる鋼材を適材適所で接合するなどの工夫により、重量増を抑えながら優れた強度と高剛性を両立しています。
サスペンションは、フロントがハイマウントタイプのダブルウイッシュボーン、リアがラテラルコントロールアームつきの4リンクリジッドで、オフロードにおける優れた走破性とオンロードでの高い操縦安定性を両立しています。
北米仕様のパワートレインは2種類。3.5リッターのV型6気筒ツインターボエンジンに10速ATを組み合わせたものと、2.4リッター直4ターボエンジン+モーターのハイブリッドをラインナップしています。
タフな仕立てはレクサスSUVの新基軸を打ち立てそう
そんな新型「GX」には、レクサスが推進する“OVERTRAIL PROJECT”を体現した「OVERTRAIL」仕様が設定される点もポイントです。
同仕様は、専用のエクステリアデザインや冒険心をくすぐる内外装カラーを採用。さらに、オフロードとオンロードの走行性能を高次元で両立する技術“E-KDSS”、さまざまな環境でドライビングを支援する最新のブレーキ制御技術“マルチテレインセレクト・クロールコントロール”&マルチテレインモニター、専用開発されたオールテレーンタイヤなどにより、オフロードでの走行性能をさらに高めています。
今回、SEMAショー2023でお披露目されたのは、そんな「OVERTRAIL」仕様をベースとするカスタムカー。「GX550 OVERTRAIL+AAPビルド」と呼ばれるそのモデルには、レクサス純正のアクセサリーが装着されていました。
「GX550 OVERTRAIL+AAPビルド」は、ボディの側面を飾るレクサスのバッジがついたロックレールや、レクサス純正の車載タイヤコンプレッサーなど、レクサス関連アクセサリー製品で全身をコーディネート。
さらに、Prinsuのルーフラック、Pelicanのカーゴケース「BX90R」と「BX55S」、そして、左右のリアウインドウにレイアウトされたPrinsuのリアウィンドウアクセサリーパネルなどにより、制裁能力が強化されているのが見どころです。
そのほか、ルーフラックへのアクセスを考慮し、リアにはPrinsuのラダーも装着されています。
加えて、タフなオフロード走行を考慮し、リアウィンドウアクセサリーパネルには容量2ガロンのrotoPaxのコンテナやDMOSのショベル、ARBのTRED Proリカバリーボードなども備えています。
そのほか、レクサス純正の黒いエンブレム類で全身をコーディネートしていた「GX550 OVERTRAIL+AAPビルド」。同様のアクセサリーが日本仕様の新型「GX」に設定されるかは不明ですが、これまでにないタフな仕立ては、レクサスのSUVに新たな基軸を打ち立てそうです。
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