アレックス・マルケスは2027年からKTMへ移籍。キャリア立て直しを果たしたグレシーニから出ていくことについて、決断の理由を語った。
アレックス・マルケスは引退したホルヘ・ロレンソの後任として2020年にホンダのファクトリーチームでMotoGPクラスにデビュー。表彰台も2度獲得したものの、翌年からはサテライトチームのLCR所属となり、そこでの2年間は非常に厳しい内容が続いた。
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しかしドゥカティ陣営のグレシーニへと移籍すると、アレックス・マルケスは速さを取り戻していき、2025年には兄のマルク・マルケスに次ぐランキング2位を記録。トップライダーのひとりと認められる存在となった。
そんな結果を残してきたグレシーニを離れる決断を下したアレックス・マルケス。以前から彼はファクトリーチームのシートを求めていたが、新レギュレーション時代となる2027年シーズンにKTMからオファーがあったことで、そのチャンスを掴むことを決めたと理由を語った。
「それが僕の目標だったからね」と、アレックス・マルケスはMotoGP.comに語った。
「昨年、僕はランキング2位で大量にポイントを獲得する本当に良いシーズンを過ごしたことで、ファクトリー(ライダー)となることを目標に据えたんだ」
「特に来年から新しいレギュレーションになるから、アップデートを受けられることはとても重要になってくる。だからこそファクトリー契約が、それもファクトリーチームでの契約が必要だと考えた。そしてKTMから『キミが必要だ。我々は君を欲している。プロジェクトに加わってほしい』と直接声をかけられた」
「KTMには以前一緒に働いたことのあるひともたくさんいるし、まずは話を聞いてみようと思ったんだ」
「それで『よし、以前から気に入っていたプロジェクトだし、ものすごく速いモノになる可能性がある。来年はサプライズを起こせるかもしれない』と考えたんだ」
アレックス・マルケスはMotoGPクラスで7年間の経験を積んだ今、ルーキーイヤーぶりのファクトリーチーム入りで、プロジェクトを率いていく準備はできていると確信した様子だ。
「僕も30歳になって、経験を積んできた」とアレックス・マルケスは言う。
「来年はタイヤもレギュレーションも新しくなるから、詳細な情報をファクトリーに直接フィードバックすることが大事になってくるだろう」
「ただ僕はライダーなのであって、エンジニアではない。だから僕の仕事はコース上で速く走ることだし、ファクトリーのために優勝や表彰台を可能な限り持ち帰ることだ。それこそが僕たちの目標なんだ」
なおアレックス・マルケスはファクトリー加入で得られる金銭的な条件は、移籍の理由にはなりえなかったと強調している。
「それ(金銭面)は優先事項じゃなかった。大事にしていたのはプロジェクトであり、内部にいる人たちであり、そして僕のファクトリーチームのライダーになるという夢だったんだ」
そうアレックス・マルケスは語る。しかし2023年に加入し、キャリアを立て直してきたグレシーニを離れるのは彼としても辛いモノだという。
「グレシーニを離れるのはさみしいよ」
「KTMとの契約の話し合いを進めていた時期に、僕はナディア(パドヴァーニ/チーム代表)と毎日電話をして、すべてを説明しようとしていた」
「昨年の11月に彼女と約束していたんだ。ファクトリーチームから最初にオファーがあったら、すぐに説明するよ、とね」
「彼女も寂しがってくれたけど、同時にこのことを『あなたに相応しい』と、凄く喜んでもくれたよ」
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みんなのコメント
KTMと言ったら『釣った魚にエサはやらない』契約までは良い事言うけど、契約したらガンジ絡めで、辞めさせられる時の対応は酷いって認識しか無いから。