現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ダイハツの軽「スーパーハイト“SUV”ワゴン」に注目! 全高1.8m超えの「超“デカデカ”」サイズ! 車中泊もイケる広々モデル「ウェイク」がスゴかった!

ここから本文です

ダイハツの軽「スーパーハイト“SUV”ワゴン」に注目! 全高1.8m超えの「超“デカデカ”」サイズ! 車中泊もイケる広々モデル「ウェイク」がスゴかった!

掲載 21
ダイハツの軽「スーパーハイト“SUV”ワゴン」に注目! 全高1.8m超えの「超“デカデカ”」サイズ! 車中泊もイケる広々モデル「ウェイク」がスゴかった!

■個性派「軽スーパーハイトワゴン」どんなクルマ!?

 2014年に登場したダイハツ「ウェイク」は、日本の軽自動車市場において、ひときわ異彩を放つモデルでした。

【画像】超カッコいい! これがダイハツの軽「スーパーハイト“SUV”ワゴン」です! 画像で見る(30枚以上)

 2022年に生産を終了し、一代限りでその歴史に幕を下ろしましたが、今なお多くのファンに記憶されています。

 では、ウェイクとは一体どのようなクルマだったのでしょうか。

 その原点は、2013年の「第43回 東京モーターショー」で発表されたコンセプトカー「DECA DECA(デカデカ)」。

 全高1800mmを超えた極めて高い全高をもとに、軽の新たなカテゴリー「スーパースペース」を提案するものでした。

 そして「ドデカクつかおう。」というキャッチフレーズとともに、「大きさ」を追求したモデルとして市販化されました。

 最大の特徴は、全高1835mmという軽自動車の常識を打ち破る圧倒的な高さです。

 これは当時人気の軽スーパーハイトワゴン「タント」よりもさらに85mmも高く、室内高は1455mmを確保していました。

 大人が車内で着替えたり、子どもが立って移動できたりと、他にはない空間性が生まれたのです。

 この「ウルトラスペース」を活かすため、荷室には「ミラクルラゲージ」と名付けられた専用設計が採用されました。

 2WD車には容量90リットルの床下収納が備わり、シート表皮には撥水加工、荷室フロアは防水仕様となるなど、キャンプや釣り、サーフィンといったレジャー用途に最適化された装備が与えられていました。

 外観も2トーンカラーの前後バンパーやメッキ加飾されたフォグランプ、スクエアなフォルムなどでSUVテイストを感じさせるユニークなスタイルとなっています。

 660ccのパワートレインには、最高出力52PSの自然吸気エンジンと、64PSのターボエンジンが設定され、トランスミッションにはCVT(無段変速機)を採用。価格は最終モデルで約158万円からでした。

 では、これほどユニークで熱心な支持を集めたウェイクが、なぜ市場から姿を消すことになったのでしょうか。

 その理由は、最大の武器であった「高さ」が生み出した、いくつかの弱点にあります。

 まず、高さと装備の充実により、車両重量は1トンを超え、軽自動車としては重めの部類に入りました。

 そのため、特に自然吸気エンジン搭載車では「加速が鈍い」との評価を受けることがありました。

 また、重心が高いため足回りは硬めに調整され、乗り心地はややゴツゴツとした印象に。横風にも弱く、高速道路での安定性に課題があったことも否めません。

 さらに、燃費性能もライバルに及びませんでした。

 当時のスズキ「スペーシア」などが20km/Lを超える燃費を実現していたのに対し、ウェイクは17.4km/L(FF・自然吸気モデル)にとどまり、燃費重視のユーザーにとっては不利な条件となっていました。

 こうした中で、価格もライバルより高めに設定されていたことから、空間性に特化したウェイクは、走行性能や燃費などの日常性とのバランスに欠け、結果的に同じダイハツの「タント」に人気が集まる状況となりました。

 しかし、ウェイクの挑戦が終わったわけではありません。

「レジャーに特化した軽自動車」というそのコンセプトは、現在のダイハツ車にも確実に受け継がれています。

 商用車ベースながらアウトドア志向のユーザーに支持されている「アトレー」は、その思想を体現する精神的後継車といえるでしょう。

 またSUVテイストのスタイルは、タントの派生モデル「タント ファンクロス」へ昇華しています。

 一代限りで姿を消したウェイクですが、その挑戦があったからこそ、今のアトレーやタントの成功があると考えると、ウェイクはダイハツの方向性を導いた意義ある存在だったといえるのかもしれません。(佐藤 亨)

文:くるまのニュース 佐藤 亨
【キャンペーン】8月の毎週金・土・日はガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録&特定情報の入力)

こんな記事も読まれています

『ジムニー』シリーズ専用「助手席オープントレイマット」が発売、置くだけ簡単・丸洗いも可
『ジムニー』シリーズ専用「助手席オープントレイマット」が発売、置くだけ簡単・丸洗いも可
レスポンス
愛車を傷から死守せよ! デイトナの「プロテックパッド」に絶妙サイズのバリエーションが仲間入り
愛車を傷から死守せよ! デイトナの「プロテックパッド」に絶妙サイズのバリエーションが仲間入り
WEBヤングマシン
ウクライナ軍の“怪鳥フラミンゴ”がロシア領内900kmの宇宙センターへの攻撃を実施 ゼレンスキー大統領が発表
ウクライナ軍の“怪鳥フラミンゴ”がロシア領内900kmの宇宙センターへの攻撃を実施 ゼレンスキー大統領が発表
乗りものニュース
アストンマーティン「ヴァレン」アメリカで発表 世界限定150台のスポーツカーとは
アストンマーティン「ヴァレン」アメリカで発表 世界限定150台のスポーツカーとは
くるまのニュース
「世界最速の4気筒エンジン搭載モデル」ロータス新型「エミーラ420スポーツ」の軽快感はどこからくる? 進化した足回りの走りを英国で試乗した
「世界最速の4気筒エンジン搭載モデル」ロータス新型「エミーラ420スポーツ」の軽快感はどこからくる? 進化した足回りの走りを英国で試乗した
VAGUE
エンジン音とロードノイズを同時に消す!? 新型エルグランドが採用した世界初の静音技術とは?
エンジン音とロードノイズを同時に消す!? 新型エルグランドが採用した世界初の静音技術とは?
ベストカーWeb
三菱『トライトン』がAXCR2026を制覇、ヨコハマタイヤ「ジオランダー M/T G003」が2連覇を支える
三菱『トライトン』がAXCR2026を制覇、ヨコハマタイヤ「ジオランダー M/T G003」が2連覇を支える
レスポンス
”空飛ぶ金塊”かよ…! SNSも騒然「世界最強級にド派手な旅客機」間もなく就航 まさかの「成田行き」が初便!?
”空飛ぶ金塊”かよ…! SNSも騒然「世界最強級にド派手な旅客機」間もなく就航 まさかの「成田行き」が初便!?
乗りものニュース
【コラム】F1はこの先、どこへ向かっていくべきなのか? V8回帰なのか、それともさらなる技術革新を目指すのか……重要な選択が迫っている
【コラム】F1はこの先、どこへ向かっていくべきなのか? V8回帰なのか、それともさらなる技術革新を目指すのか……重要な選択が迫っている
motorsport.com 日本版
三菱『パジェロイオ』復活に高まる期待!「後継が出たらほしい」「再来なるか…?」SNSで注目
三菱『パジェロイオ』復活に高まる期待!「後継が出たらほしい」「再来なるか…?」SNSで注目
レスポンス
『バリバリ伝説』ホンダ『NSR500』『CB750F』の1/12スケールモデル、小田原で展示・販売
『バリバリ伝説』ホンダ『NSR500』『CB750F』の1/12スケールモデル、小田原で展示・販売
レスポンス
ホンダF1、新PU投入のオランダGPは重要な一戦に「私たちにとっては待ち望んでいた機会」
ホンダF1、新PU投入のオランダGPは重要な一戦に「私たちにとっては待ち望んでいた機会」
motorsport.com 日本版
首都高のETC利用率、驚異の「99%」! すでにETCしか使えない高速道路まで “現金払い”は切り捨てられる運命か?
首都高のETC利用率、驚異の「99%」! すでにETCしか使えない高速道路まで “現金払い”は切り捨てられる運命か?
乗りものニュース
前後10Jの極太20インチを着地。水平フォルムを極めた30系「アルファード」の足まわり
前後10Jの極太20インチを着地。水平フォルムを極めた30系「アルファード」の足まわり
Auto Messe Web
『頭文字D』AE86を机に飾れ!! オートアート製1/18スケールの精密モデルが美しすぎ!!
『頭文字D』AE86を机に飾れ!! オートアート製1/18スケールの精密モデルが美しすぎ!!
ベストカーWeb
そのうち月面を走ることになると思っていた……ディ・グラッシ、フォーミュラEで戦った12年の”技術進歩”を語る「近い将来F1より速くなるのは間違いない」
そのうち月面を走ることになると思っていた……ディ・グラッシ、フォーミュラEで戦った12年の”技術進歩”を語る「近い将来F1より速くなるのは間違いない」
motorsport.com 日本版
車内でも必需のティッシュ。問題はどう置くか。三者三様の使える専用収納アイテム、公開![特選カーアクセサリー名鑑]
車内でも必需のティッシュ。問題はどう置くか。三者三様の使える専用収納アイテム、公開![特選カーアクセサリー名鑑]
レスポンス
この911はもはやヴィトンの時計をもち運ぶ移動式ケース!? ルイ・ヴィトンとシンガーがタッグを組んだ911にヴィトンファン悶絶必至
この911はもはやヴィトンの時計をもち運ぶ移動式ケース!? ルイ・ヴィトンとシンガーがタッグを組んだ911にヴィトンファン悶絶必至
WEB CARTOP

みんなのコメント

21件
  • tma********
    ウェイクGターボに乗っていますよ。
    見た目から高速安定性を不安がる人多いですけど、当然その対策として、渦流発生装置の「ボルテックスジェネレータ」がついていますから問題ないですね。
    以前はアトレーワゴンカスタムに乗っていましたが、軽トラベースのアトレーと比べて燃費は全然いいし、FRのアトレーと比べて荷室が低いので、雨の日、娘を駅まで迎えに行って自転車も載せて帰れるので超便利です。
    超ハイトなウェイクの後継がないですから、今のウェイクを手放すことが出来ませんよ。
  • kos********
    このネタあと何回使い回す気ですか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

137 . 7万円 187 . 6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15 . 0万円 193 . 5万円

中古車を検索
ダイハツ ウェイクの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

137 . 7万円 187 . 6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

15 . 0万円 193 . 5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村