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クルマ旅でしか味わえない感動! 日本の名所をレクサスで巡る「TOUCH JAPAN JOURNEY」とは? 世界遺産の屋久島で豊かな時間を体験

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クルマ旅でしか味わえない感動! 日本の名所をレクサスで巡る「TOUCH JAPAN JOURNEY」とは? 世界遺産の屋久島で豊かな時間を体験

専属のバトラーがサポートしてくれる屋久島でのクルマ旅

 レクサスがブランドとして目指す「お客様一人ひとりに心の豊かさを」という姿を具現化するひとつの手段として、豊かさを旅という体験を通して実現する……。

【画像】屋久島で想像を超える豊かさに浸る! これがレクサスが提供する「TOUCH JAPAN JOURNEY 屋久島」の模様です(30枚以上)

 そんな目的から展開されている「TOUCH JAPAN JOURNEY(タッチ・ジャパン・ジャーニー)」には、さまざまな地域、さまざまなかたちの旅体験が設定されています。

 共通しているのは“宿”、“食”、“体験”という地域それぞれの観光資産に、レクサスならではの“ドライブ”をかけあわせていること。通年で用意されるものからオーナー限定プランまで、選択肢は多彩です。

 今回、筆者(島下泰久)は、その中の「TOUCH JAPAN JOURNEY 屋久島(以下、TJJ屋久島)」を体験してきました。

 TJJ屋久島は、レクサスのBEV(電気自動車)である「RZ」を用いて島を巡る旅となります。

 行き先やスケジュールが詳細に決められているわけではなく、参加者の趣向に合わせたオーダーメイドのプランとなり、さらに現地では宿泊先のSankara Hotel & Spaから専属のバトラーがついてくれるという、とても贅沢な内容です。

 しかしそもそも、なぜレクサスが屋久島で、しかもなぜBEVの「RZ」なのでしょうか。当然、そこにも深い理由があります。

 実は屋久島は電力自給率がきわめて高く、島内で使われる電気の99.6%が水力発電でまかなわれている、とてもサステナビリティの高い島なのです。しかも、島は外周約130kmという大きさで、移動距離もそう長くはならず、つまりBEVにはこれ以上ないほどの環境だといっていいでしょう。

 当日、屋久島空港へ降り立つと、バトラーを務めてくださるSankara Hotel & Spaのアクティビティマネージャー・大木信介さんが「RZ450e」で出迎えてくれました。

 荷物を積み込んだら、まずは後席に乗り込んで大木さんの運転で出発。まずは初めて訪れた屋久島を案内していただきます。

 島の“3時の辺り”に位置する空港を出て、まずは西へ。島の外周を走る県道78号線をひたすら行きます。目指したのは、“10時の辺り”に位置する永田いなか浜。

 久しぶりに乗った「RZ」の後席は足元が広くて望外に寛ぐことができ、会話を楽しむうちにあっという間に到着です。

 この周辺の屋久島では珍しい美しい砂浜は、絶滅危惧種であるウミガメの産卵地として知られています。5月から7月前後の夜、黒潮に乗ってやってきたウミガメがこの砂浜に上陸して産卵。その卵が約60日を経て孵化して、子亀たちは海へと帰って行くのです。

 屋久島の水力発電の源になっているのは豊富な降雨量。「ひと月に35日雨が降る」とは林芙美子が『浮き雲』に記した言葉ですが、実際に海岸部では年に4000mm以上の雨が降るといいます。この数字は、日本の年間降雨量の2倍をはるかに超えるもので、山間に至ってはなんと年間1万mmとも!

 火山活動に拠るものではなく花崗岩が盛り上がってできた島である屋久島には、標高1936mの宮之浦岳を始めとする高い山が連なっています。そこにやってくるのが、そう黒潮。その温暖な流れは湿った温かい空気をつくり出し、それが高い山々に当たると、雲になり雨が降るというわけなのです。

 前述のとおり花崗岩でできていて、多量の雨が降る屋久島の景色には、土がほとんどありません。あまりに雨が多いため、土が溜まらず流れていってしまうというんです。

 そんな屋久島には、非常に多くの滝が存在しています。訪れたのは、そのうちの千尋の滝。千尋とは、1000人の人が手を結んだくらいの大きさという意味で、巨大な花崗岩の一枚岩に面した落差60mの滝は、豊富な水量でものすごい迫力を醸し出していました。雨の後は、もっともっとスゴい景色になるそうです。

●レクサスと通じるものを感じるホスピタリティ抜群の宿

 そうやって島内を巡っているうちに夕方に。宿泊先のSankara Hotel & Spaに向かいます。

「本当にこんなところに?」という細い道を分け入っていった先の高台にあるこのホテルは、施設が素敵なだけでなく手入れも行き届いていて、敷地に足を踏み入れた瞬間から、気分がアガるのを感じます。

 そして何よりホスピタリティが素晴らしい! 出しゃばらず控えめで、けれどしっかりケアしてくれる。ベタないい方ですが、レクサスというブランドのあり方と相通じるものを感じた次第です。

 夜はレストランokas(オーカス)でフルコースを。島の食材をメインとしたメニューは、フレンチでありながらもワインだけでなく、地元産の焼酎ともすんなりマリアージュできてしまいます。

 供されるお皿もそれぞれに趣向が凝らされていて、ベタないい方ですが舌だけでなく目でも楽しめる至高のディナーとなりました。

 ウッドを基調としたアジアンテイストの客室も居心地よく、特にお風呂は最高の気持ちよさでした。正直、仕事で訪れた先であまりそんな風に思うことはないのですが、これは再訪必至と心に決めた次第。とはいえ、この日は早々にベッドに入ります。

 起きたのは、まだ外が真っ暗の早朝。部屋を出て「RZ450e」に乗り込み、春田浜の朝日を目指します。

 こちらはサンゴ礁が隆起してできた海岸ということで、風景はやはり独特。ねらいどおりの朝日を拝んだ後も、他のどこにもないような景色に、つい長居してしまいました。

屋久杉の魅力を肌で実感しながらのウォーキング

 いったん宿へと戻り、朝食をいただいたら慌ただしくも再びクルマへ。2日目の主たる目的地はヤクスギランドです。

 屋久島では、標高500mを超えると杉林が見られるようになってきます。その中でも屋久杉とは、樹齢1000年以上のものを指します。有名な縄文杉は自生する最大級の屋久杉で、樹齢は約2000年から7200年まで諸説あるのだそうです。

 かつては屋久島も開発されて、多くの杉の木が切り倒されてしまったといいます。屋久杉はそんな中で残された数少ない自然林に育っています。

 一般的な杉の寿命は500年前後といわれるのに対して、屋久杉には2000年以上にもなる巨木も数多く存在しています。前述のとおり土の少ない屋久島では、木々も大地からはほとんど栄養を摂ることができず、代わりに豊富な水と太陽によって育まれています。ちなみに土に代わって保水の役割を果たしているのは、実は苔なのだそうです。

 そうはいっても成長は遅くなってしまうのですが、代わりに屋久杉は中身が緻密で、樹脂分が多く腐りにくいといわれています。長寿なのは、そのためともいえるでしょう。

 標高1000~1300mの地帯にある自然休養林のヤクスギランドは、270.33ヘクタールの森に5つのコースを設定してあり、屋久杉の魅力を肌で実感しながらのウォーキングを楽しめます。

 印象的だったのは、太陽の光を求めて、何百年という時間軸でゆったりと傾きを増してきた、木の幹たち。自然は活きている。当たり前のことを改めて強く実感させられたのでした。

 巨木に囲まれた森を歩いていると、まさに森のエネルギーというべきものでしょうか。歩いていると、何か大きなものに包み込まれているかのような、不思議な気持ちになれたのでした。

●世界遺産の中をクルマで走るレアな体験

 そして間違いなくこの旅のハイライトとなるのが西部林道です。

 島の西側、屋久島灯台への入口辺りから大川の滝まで、照葉樹林の森の中を走るこの県道は、実は世界遺産に選ばれた場所。細い1本道ではありますが、自家用車で走行することが可能です。世界遺産の中を走る。そんなレアな体験ができるのはクルマでの旅ならでは。これは行かない手はないですよね。

 ホテルから屋久島灯台の入口までは、時計回りでも反時計回りでも1時間ほどのドライブになります。いずれにしても沿道にコンビニなどはなく、信号すらも全島で16基という道ですから、のんびりと目指すことになります。

 この西部林道、舗装はされていますが道幅は狭く、対向車とすれ違うのが困難な場所も少なくありません。しかも世界遺産の中といっても、集落間を結ぶ生活道路でもあるので、運転には注意が必要です。

「RZ450e」での西部林道のドライブは、想像以上に気持ちのいいものでした。まず「RZ」はBEVということで走りが静かでなめらか。自然の中だと木々の葉擦れの音、遠くで鳴く鳥の声などが聞こえてきて、とても心がやすらぎます。自然の中に自分も溶け込むような感覚になってきて、運転もさらにおだやかになってきます。

 あるいは同伴の方には、後席に乗ってもらうのもいいかもしれません。「RZ」にオプションで設定されている調光機能つきのパノラマルーフは、特に後席から見上げると素晴らしい開放感をもたらしてくれます。この景色だけで、十分おもてなしになることは間違いありません。

 ところで、この西部林道はヤクザル、ヤクシカの生息地として知られています。そしてクルマを走らせていると、居るんです、彼ら彼女らが。しかも、路上でゆったりくつろいで!

 ヤクザルもヤクシカも、クルマが近づいてきても特に逃げたり、あるいは威嚇してきたりしません。普通に、そこに居て、いつもどおりに過ごしています。だからこちらも彼ら彼女らを尊重して、邪魔しないようにゆっくりとおり過ぎるようにします。

 音で刺激したり排ガスを出したりしないBEVは、こういう場面でもいいなと実感。自分も紛れもなく自然の一員なんだなと思える貴重な経験となりました。

屋久島でのクルマ旅だからこそ味わえる貴重な体験

 その後は、そのまま島の外周に沿って走る県道78号線を走って行きます。中間集落の入口にある有名な巨大なガジュマルに立ち寄ったり、海へと続く美しい一本道で撮影したりしながら戻ります。

 そして最後にもう一軒、本坊酒造さんに立ち寄りました。

 こちらの屋久島伝承蔵は、1960年の設立。今では少なくなった人の手づくりの麹(こうじ)を使い、良質な酵母が住み着いているという和瓶を補修しながら使い続けるという伝統的な焼酎づくりを継承し続けています。

 現地では、実際に櫂入れ(かいいれ)されたもろみが発酵している様子や、蒸留器から出てくる焼酎などを見ることができました。

 ちなみに土がほとんどなく、川の流れも急な屋久島の水は、有機物をほとんど含まない超軟水で、飲むととてもまろやか。焼酎づくりにもこれが使われています。

 夕食の際に飲んだ焼酎も、まさにここ本坊酒造さんのもの。楽しんだお酒がどんな風につくられているのかを実際に目にできたのは貴重な体験でした。これは、ついお土産コーナーに寄ってしまいますよね!?

* * *

 屋久島空港まで「RZ450e」のステアリングを握りながら振り返って思ったのは、「これはまさに屋久島じゃなければ、そしてクルマじゃなければ味わえない旅だったな」ということでした。

 言葉にするのは難しいのですが、自然に自分が一体化したというか、一体で居なければいけないという感覚、でしょうか。そうなると、自然に寄り添うことができ、優しくもなれる。この感覚は、とても新鮮でした。

 屋久島はパワースポットだとよくいわれます。この自然が持つエネルギーの強さがそういわせているんだろうと思っていたのですが、実際にこの地に立ってみて感じたのは、ここに居ると自然に導かれて、自分のマインドセットが刷新されるということでした。力が与えられるというよりは、内なる力が目覚める。そういう意味でのパワースポットだな、という……。

 素晴らしい“宿”、“食”、そして“体験”。そして忘れてはいけないのが、それらを存分に味わわせてくれる“モビリティ”、つまりはレクサスのBEVである「RZ」が、この旅にはそろっていたことです。TJJ屋久島は、想像を超える豊かさに浸れる心地いい旅になったのでした。

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みんなのコメント

1件
  • mad********
    屋久島を回るのにトヨタの車を使うとしたら、レクサスよりピクシスの方が良い。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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