中国のXiaomi(シャオミ、小米科技)とポリフォニー・デジタルは、「グランツーリスモ ワールドシリーズ2025」の初回戦イベントにおいて、パートナーシップを発表した。
この提携により、XiaomiのEVラインナップの最上位モデル『SU7 Ultra』が、PlayStation4およびPlayStation5用レースシミュレーター『グランツーリスモ7』に初めて登場する。これは同シリーズに登場する最初のXiaomiモデルとなる。
グランツーリスモは、現実の性能を忠実に再現したエンジニアリングパラメータを備えた世界的に評価の高いドライビングシミュレーター。ゲームの枠を超え、自動車の駆動性や安全性の革新を促進し、世界中の自動車愛好家を結びつけている。Xiaomi SU7 Ultraの登場は、スマートで高性能なEVの進化を示している。
2025年5月、グランツーリスモの創始者の山内一典氏は北京でXiaomiグループの創業者兼CEOの雷軍氏と会談し、SU7 UltraのテストドライブやEV工場の視察を行った。山内氏は、Xiaomiの技術力と情熱に感銘を受け、「両者の理念が共鳴している」と述べた。
雷軍氏は、「テクノロジーを通じてより良い社会を築くという共通の価値観が今回の協力を実現した」と語り、「グランツーリスモに採用されたことを光栄に思う」とコメントした。
発表イベントでは、SU7 Ultraがニュルブルクリンク北コースで従来のパフォーマンスを超えたことが強調された。Xiaomiは2024年に初のスマートEV『SU7』を発売し、最上位モデルのSU7 Ultraは自社開発の3モーターシステムHyperEngine V8(578ps、635Nm)を搭載。最高出力1548ps、最高速度350km/h超、0-100km/h加速1.98秒を誇り、4ドア車として多くの記録を更新している。
車体には最大21個のカーボンファイバー製コンポーネントを採用し、ラグジュアリーなデザインと最適な重量配分を実現。ニュルブルクリンクを含むサーキットでトルクベクタリングやアダプティブダンピングなどの技術を厳密にテストし、安全性と優れたハンドリングを追求している。
Xiaomiの研究開発チームは長期にわたり伝説的なサーキットで性能を検証し、得られたデータをもとに量産型にも技術を応用している。チーフテストドライバーのZhoucan Ren氏は、「今後も高性能EVの可能性を追求し続ける」と述べた。
『グランツーリスモ7』ではXiaomi SU7 Ultraのラグジュアリーなデザインとドライビング性能を忠実に再現し、世界中のプレイヤーに提供する。今後はXiaomiのVISION GRAN TURISMOコンセプトカーの共同開発も予定されている。
Xiaomiは2010年設立のグローバルテクノロジー企業で、スマートフォンやIoT製品を中心に展開。2024年に初のスマートEVを発売し、「Human×Car×Home」エコシステムを構築している。2025年3月時点で約7億1880万の月間アクティブユーザーを持ち、9億4370万台以上のスマートデバイスが接続されている。世界100以上の国と地域で製品を販売し、6年連続で「Fortune Global 500」にランクインしている。
ポリフォニー・デジタルはソニー・インタラクティブエンタテインメントの子会社で、『グランツーリスモ』シリーズを開発。1997年の発売以来、リアルなグラフィックと物理演算技術で高い評価を得ている。
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