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フェラーリ296チャレンジ、V6ツインターボで登場 参戦は2024年から

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フェラーリ296チャレンジ、V6ツインターボで登場 参戦は2024年から

9代目のマシンは最高出力700ps

フェラーリ・チャレンジの2024年シーズンからデビューする新たなマシン「296チャレンジ」が発表された。

【画像】コクピットの画像も! 新マシン「296チャレンジ」【細部まで見る】 全14枚

このワンメイクシリーズは、ドライバーの質と競争の激しさが年々高まっており、その中で、9代目となる新たなチャレンジ・マシンが登場する形だ。

同社は、「チャレンジ用のコンペティションモデルのコンセプト自体を進化させる必要があった」と説明する。

つまり、控えめな変更を施したプロダクションベースのモデルから、サーキットでの使用のために“重要な改良をたくさん加えたモデル”へと開発のメインステージが進んだわけだ。

注目点は、チャレンジのマシンとして初めてV6エンジン(ツインターボ)を採用したこと。過去のモデルはすべてV8ユニットを積んでいた。

296 GT3と同様、モーターやバッテリーといったハイブリッドシステムを排除して重量を削減。エグゾーストパイプをより直線的できたことで最高出力を700psに引き上げた。

比出力はセグメントの新記録となる234ps/Lを達成。ロードカーから派生したフェラーリとしても最高の値となった。

日本では、2025年シーズンから

空力面では、中央のラジエーターに空気を送り込んでボンネットから排出するSダクトが貢献。これは、アンダーボディとアッパーボディをつなぐもので、中央のディフューザーの効率を最大化する。

さらにリアウイングのスワンネック・レイアウトなどが寄与することで前例のないダウンフォースを実現するという。

具体的には、ウイングの仰角が最大とのき、250km/hの車速でダウンフォースは870kgを発生。先代にあたる488チャレンジ・エボと比べて18%と大幅なアップを成し遂げた。

またブレーキシステムは、新たなカーボン・セラミック素材「CCM-Rプラス」のディスクを初採用するなど、完全な再設計を行っている。

コクピットに目を向けると、488チャレンジ・エボと1番異なるのがエンジン回転数を示すLEDバーの位置。ステアリングではなく、デジタルメーターに配置され見やすくなった。

また、センタートンネルにある操作系のレイアウトもアップデートされ、手が届く位置に頻繁に使うものが配置されている。

296チャレンジは、フェラーリ・チャレンジの2024年シーズンにデビューを飾り、欧州・北米シリーズで主役を演じることになる。なお、英国・日本のシリーズではその翌年から登場することが分かっている。

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