■多様なニーズに応える「クラウンシリーズ」
4つのバリエーションを備えたトヨタ「クラウン」が2022年に登場しました。
1952年の初代から数えて16代目となる現行モデルは、今まで以上にユーザーの若返りと社会のニーズに応えるべく、「クロスオーバー」「スポーツ」「セダン」の3タイプを順次発売し、最後の「エステート」が2025年に登場する予定です。
4つのクラウンとは、どのようなモデルなのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これが新型「クラウンエステート」です! 画像を見る
2025年に70周年を迎えるクラウンですが、往年のキャッチフレーズ「いつかはクラウン」が示すように、日本の高級車(セダン)の頂点に長く君臨していました。
しかし、所有オーナーの高齢化という問題に直面。若い人にとってみればクラウンは「年配向けのクルマ」であり、自分たちが求める楽しさや便利さとはかけ離れた存在になっていました。
そこでトヨタは、先代(15代目)で方向転換。新時代の設計思想「TNGA」に基づいて設計された「GA-Lプラットフォーム」を採用し、プレミアムカーに求められる「走る・曲がる・止まる」を鍛え上げ、スポーティな方向性で勝負しましたが、セダンのみだったことから、思ったほど人気の復活は感じにくい状況でした。
そんななか登場した現行モデルは、セダンのほかに3タイプのSUVをラインナップ。価格的にもクラス的にも、プレミアムなSUVやクロスオーバーといったジャンルを網羅する手法に打って出ました。
「新時代のクラウン」として、まずはSUVモデルの「クロスオーバー」で展開しているのも上手な演出方法でしょう。
“生まれ変わった感”を演出しつつ、前後に伸びやかな高級セダンとしての用途も担うことができるモデルで、乗り換え組へも配慮しています。
次に発表された「スポーツ」は、クラウンとは思えない大胆な5ドアハッチバックスタイル。快適性はほかのモデルに引けを取らない高級感を保ちつつ、ハッチバックとすることでリアフェンダーの張り出し感とプレミアムなスポーティさを感じさせます。
「セダン」はシリーズ唯一のFRプラットフォームを採用。斬新なモデルだけでなく、従来の高級セダンもしっかり用意され、従来のクラウンオーナーに応えるラインナップとしました。
そして2025年に登場すると言われているのが「エステートです」。
“クラウンワゴン”だったかつての「エステート」の後継とも呼べるモデルですが、最低地上高は高められ、ワゴンというよりSUVに近いスタイルを採用しています。
「エステート」最大のウリは室内空間でしょう。2列シート5人乗りですが、リアシートを倒すと荷室長約2mにもなる広大な荷室を確保。
長尺物を積載するのに重宝するほか、ほぼフルフラットの床面が広がるので車中泊も可能です。
この点は、ワゴンとSUVの良いところを掛け合わせたから実現できたメリットだと言えそうです。
※ ※ ※
「エステート」はまもなく登場するとウワサされており、心待ちにしている人も多いでしょう。
同車が発売されると現行クラウンの全車がようやく出そろうことになり、多様なニーズに応えるフルラインナップが完成します。
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