ジムニー55周年を祝う“欧州限定エディション”の中身とは
仏スズキは2025年5月28日、世界的ベストセラーSUV「ジムニー」に55台限定の特別仕様車「55周年記念車」を発表しました。
【画像】「え…欧州で“最後のジムニー”に!?」 限定55台のスズキ「ジムニー55周年記念車」を写真で見る(35枚)
1968年に初代が登場して以来、300万台以上を販売したジムニーの節目を飾る一台として用意された今回のモデルは、フランス市場におけるジムニーの販売終了を見据えた“最後の記念車”としての意味合いも持っています。
というのも、欧州では厳格なCO2排出規制の影響により、2020年に乗用モデルの販売が終了。その後も商用仕様の「ジムニー V.U.」が細々と販売されてきましたが、このモデルも間もなく欧州市場から姿を消す予定です。仏スズキはこのタイミングで、ジムニーの欧州での幕引きを象徴する特別な一台として、今回の限定モデルを設定しました。つまり、この記念車は、欧州ジムニーの歴史を締めくくる“クロージングエディション”でもあるのです。
車両のベースは「ジムニー・プリヴィレージュ V.U.」。クラシカルなレトログリルや専用サイドデカール、赤いマッドフラップ、1980年代の広告に登場した「Rhino(サイ)」ロゴ入りのソフトスペアタイヤカバーなど、レトロな雰囲気を演出する特別装備が随所に施されています。さらに、室内およびトランクにはラバーマットを標準装備し、実用性も高められています。
センターコンソールには全車にシリアルナンバー入りの記念プレートを装着。加えて、本革カバー付きの専用トラベルジャーナルや記念キーリングが付属し、購入者にはプロによる4×4ドライビングトレーニングも提供されるという、ファンにはたまらない内容となっています。
ボディカラーはホワイト、ジャングルグリーン、ブルーイッシュブラック、ミディアムグレーの全4色。
パワートレインには、最高出力102馬力を発生する自然吸気の1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。トランスミッションは5速マニュアルで、副変速機付きの本格4WDシステム「AllGrip Pro」を採用しています。車両重量は1090kgと軽量で、ジムニーならではの高い悪路走破性と軽快なドライビングフィールを備えた仕上がりです。
55台限定のこのモデルは、2025年6月2日から10日までの期間にフランスの特設サイトで予約受付が行われ、すべて即日完売。現地では“コレクターズアイテム”として高い注目を集めています。なお、車両価格は2万8955ユーロ(日本円で約487万円)に設定されています。
今回の特別仕様車はあくまでフランス専用とされていますが、日本国内でも「ジムニー55周年を記念したモデルが登場するのでは?」という期待の声が高まりつつあります。ジムニーファンにとって、今後のスズキの動きから目が離せません。(VAGUE編集部)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不正改造車「43台」を“一斉検挙”! 「ただちにクルマを直しなさい!」命令も!? 「大黒PA」集結の“大迷惑”「爆音マフラー」「シャコタン」を排除! 「今後も取締ります」宣言 神奈川
まもなくトヨタ新型「ランクルミニ」発表か 「ランドクルーザーFJ」商標取得で“今冬”登場? カクカクボディ&レトロ顔? 末っ子誕生なるか
日産「マザー工場」閉鎖の衝撃――なぜ追浜は年間稼働率4割で止まったのか? グループ2万人の人員削減で露呈する国内生産の限界
「オレンジの中央線」まさかの再登場!? 17年ぶり本線走行にSNS騒然 JR東日本唯一の「201系」今後どこへ行く?
斬新「小さなランボルギーニ」!? まさかの“日本製”でワイドボディ&「めちゃ広ッ荷室」採用! 「ホンモノ志向」の“ウルス顔”デザインがカッコイイ! 存在感抜群のNATS「ウルス86」とは?
不正改造車「43台」を“一斉検挙”! 「ただちにクルマを直しなさい!」命令も!? 「大黒PA」集結の“大迷惑”「爆音マフラー」「シャコタン」を排除! 「今後も取締ります」宣言 神奈川
日本メーカーが日本車をアメリカで生産して日本に輸入!? 政府がややこしい案を検討する理由
え、日産の主力「ノート」が失速気味? 前年比割れの理由は、近々実施される一部改良にあった
「トヨタ車でよく見るよね」「えっ後からでも付けられるの?」早速購入してホンダ車に装着。すると意外な結果に…。
「とりあえずハイブリッド車」は賢い選択か、思考停止か? エコカー減税と販売戦略が覆い隠す“最適な車選び”の落とし穴
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
そいうことで限定とはいうけれど、飛びつくまでの価値はないんよ。
こういうのに喜ぶのはもう時代遅れでしかないでしょ。
メーカーサイドももう新しい商法が見いだせないでいるんよね。
どこかのバンダイみたいww
ノーマル車を購入して、自分好みのパーツ等で仕上げることのほうがはるかに楽しいよ♪
もう踊らされないでね。