消費者は「限定」という言葉にはとことん弱い。クルマに関してはエンジンのスペック、装備されるパーツがその限定車でしか手に入らないものもある。
そうなると例え10年たっても限定車の価値というものは薄れることがない。
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そこで今回は2000~2009年までにデビューした限定車で、ジャーナリストも「買っときゃよかった」と思わず後悔した限定車ベスト20をピックアップ。あなたも欲しかった1台、ありましたか?
文:片岡英明/写真:ベストカー編集部
ベストカー2018年8月26日号
■やっぱり外せないスパルタンな和製スーパーカー
ホンダの初代NSXは、バブルの絶頂期に開発され、送り出されたスーパースポーツだ。
当時の技術の粋を集めて開発され、軽量化するためにオールアルミ製のボディを採用した。
パワートレーンも、量産の自然吸気エンジンとしては世界トップレベルの実力を誇っている。
こんな贅沢な設計のスポーツカーは、これから先は出ないだろう。生産している期間が長かったが、おすすめは最終型のタイプRとなるNSX-R(2002年)だ。
完成度が高いだけでなく希少価値も群を抜いて高いからである。今、乗っても運転が楽しいし、長く乗っても飽きないだろう。
2位に選んだのは、ストレート6の傑作といえるRB26DETT型直列6気筒DOHCツインターボを積むR34型のGT-Rだ。
その最終仕様であるVスペックIIのニュル(2002年)は、渡邉衡三さん渾身の力作で、設計陣の執念を感じさせる。
意のままの気持ちいいハンドリングに加え、エンジンサウンドも耳に心地よい。限定発売だが、NSXより数が多いので2位とした。
FD3S型RX-7(2002年)もこれから先、長く付き合えるスポーツカーだ。13B型ロータリーターボはパワフルで、独特の味わいがある。RX-8も魅力的だが、RX-7は豪快なパンチ力のターボだし、流麗なクーペボディだからルックスもいい。
最終型は、さらに価値がある選択といえる。が、そのちょっと前に登場した特別限定車のタイプRバサーストRやタイプRZも捨て難い魅力の持ち主だ。
以下4位~20位まで。
【第4位】S204(2005年)
【第5位】ランエボIX MR(2006年)
【第6位】RX-7 タイプ R バサーストR(2001年)
【第7位】ランエボ VI トミ・マキネンエディション(2000年)
【第8位】S203(2004年)
【第9位】RX-7 タイプRZ(2000年)
【第10位】S2000 ジオーレ(2002年)
【第11位】レガシィ S402(2008年)
【第12位】フェアレディZ Version NISMO 380RS(2007年)
【第13位】レガシィ チューンド・バイ・STI(2005年)
【第14位】ロードスター ターボ(2003年)
【第15位】S202(2002年)
【第16位】レガシィS401 STi(2002年)
【第17位】インプレッサ WRX STI 「STI 20th ANNIVERSARY」(2008年)
【第18位】マツダスピード ロードスター(2001年)
【第19位】インプレッサ WRX STI スペックC タイプRA-R(2006年)
【第20位】S201(2000年)
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