9月14日、トヨタは、新型「カローラ・クロス」を発表した。
全幅1.8mオーバー
新型カローラ・クロスは、シリーズ初のSUVだ。すでにタイをはじめとする海外市場では販売されており、日本市場はやや遅れての導入となった。
「新空間・新感覚 COROLLA」をコンセプトに開発されたボディは全長×全幅×全高=4490×1825×1620mmで、ホイールベースは2640mm。とくに全幅は、日本市場のカローラとしては初の1.8mオーバーになった。
セダンやツーリングとは異なるデザインのLEDの灯火類やフロントグリル、前後バンパーを採用。サイドシルやホイールアーチには樹脂製パーツを装着し、SUVらしさを演出する。ボディカラーは「ダークブルーマイカメタリック」や「センシュアルレッドマイカ」など全8色。
内装は、カローラ・シリーズの他モデルと大きくは変わらない。インパネ上部には、スマートフォン連携機能付きの7インチのディスプレイオーディオを設置する。ZとSモデルの場合は、オプションで9インチも選べる。TV(フルセグ)やナビゲーション・システム、CD・DVDデッキはオプション。バックガイドモニターは「G “X”」を除き標準で、360°の全方位カメラは2万7500円のオプションでZとSに搭載出来る。
シート表皮はZが本革とファブリックのコンビで、そのほかはファブリック。Zはさらに、運転席8ウェイ電動調整機構や前席ヒーター機構も付く。
リアシートのバックレストは60:40の分割可倒式で、2段階のリクライニング機構も備わる。室内の灯火類は、すべてLEDだ。
オートエアコンは全車標準で、ZとSは左右温度独立調整式にアップグレードされ、リアシート用エアコン吹き出し口も付く。電動サンシェード付きのガラスルーフは11万円のオプション(ZとS)。
ラゲッジルーム容量は、通常時487リッター。電動開閉式のテールゲートはZに標準で、Sは7万7000円のオプション。
200万円以下のグレードも設定
プラットフォームは、TNGA(Toyota New Global Architecture)思想に基づき開発された「GA-C」。搭載するエンジンは、ガソリンが1.8リッター直列4気筒で、最高出力は140ps/6200rpm、最大トルクは170Nm/3900rpm。CVTを介して前輪を駆動する。
ハイブリッド・モデルは1.8リッター直列4気筒(最高出力98ps/5200rpm、最大トルク142Nm/3600rpm)にフロントモーター(53kW/163Nm)を組み合わせ、電気式無段変速機を介して前輪または四輪を駆動する。
「E-Four」と呼ばれる後者は、リアモーター(5.3kW/55Nm)も追加搭載する。トランスミッションは電気式無段変速機のみ。
WLTCモード燃費は、ガソリンが14.4km/L、ハイブリッドはFWDが26.2km/Lで4WDが24.2km/Lになる。
運転支援パッケージ「Toyota Safety Sense」は全車標準。これには衝突被害軽減ブレーキや操舵支援、全車速追従機能付きACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)などが含まれる。
新型カローラ・クロスの価格は、ガソリンが199万9000~264万円。ハイブリッドが259万~319万9000円になる。
文・稲垣邦康(GQ)
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