家族5人が快適に過ごせる実用性と、大人の「ちょいワル」スタイルを両立させた三菱「デリカD:5」
子どもが3人になり、キャンプへ出掛ける機会も増えたことから、愛車をマツダ「CX-5」から三菱「デリカD:5」へ乗り換えた“kyon”さん。ファミリーカーとしての実用性を重視しながらも、目指したのは「ちょいワル」な大人のスタイルだった。ブラックアウトやリフトアップで存在感を高めつつ、使い勝手や走りにも徹底してこだわった1台を紹介する。
三菱車をスバル専用ブルーで全塗装。約6インチアップの「デリカD:5」
「家族5人で遊べるクルマ」がデリカD:5だった
「前はCX-5に乗っていたんです。でも3人目の子どもが生まれて、キャンプへ行くことも多くなったので、さすがに手狭になってしまって……」
そう話す“kyon”さんがデリカD:5へ乗り換えた理由は、とてもシンプルだった。
家族5人で快適に移動できること。そしてキャンプ道具を積み込み、アウトドアも存分に楽しめること。そんな厳しい条件を満たしてくれたのが、デリカD:5であった。
購入から約2年半。その間に少しずつ手を加え、自分らしいスタイルを作り上げてきている。普段は3列目を使う機会は少ないというが、両親を乗せて食事へ出掛ける際などには大活躍しているという。ファミリーカーとしての使い勝手の良さも、このクルマの大きな魅力だと感じているそうだ。
テーマは「ちょいワル」。メッキを消して大人の存在感を演出
このデリカD:5を見てまず目を引くのは、引き締まったフロントフェイスだ。
「テーマは“ちょいワル”です」
その言葉通り、フロントグリルやスリーダイヤエンブレム、フォグランプ周辺、サイドモール、テールランプとリアガーニッシュに至るまで、メッキやシルバーパーツなどを含む色目を徹底してブラックアウトしている。
JAOS製のアンダーガードやLEDライト、約1.2インチのリフトアップサスペンションも組み合わせ、オフロードテイストを高めながらも大人っぽい雰囲気を崩さない絶妙なバランスへ仕上げた。ベースとなったグレードはJASPER(ジャスパー)である。サイドに入る専用グラフィックはそのまま残し、それ以外のステッカー類はあえて撤去している。
以前はいろいろ貼っていたものの、子どもっぽく見えてしまうため剥がしたという。足し算ではなく引き算で魅せる。そんな洗練された考え方が、クルマ全体に貫かれているのではないだろうか。
あえてマットスモークポリッシュを選択したデルタフォース
足元にはデルタフォース・オーバルの16インチを装着している。以前乗っていたCX-5でもトヨタ「RAV4」用サイズを流用して履いていたほど、デルタフォースのデザインがお気に入りなのだという。同ブランドがデリカD:5向けからスタートしたという背景も、心を動かされた理由のひとつだ。
ちなみにカラーはCX-5で履いていたマットブラックではなく、今回はマットスモークポリッシュを選択した。「ブラックが多いので、少し違いを出したかったんです」と語る通り、夜になると落ち着いた表情へ変化する独特の色味も気に入っているポイントだそうだ。
タイヤはTOYO TIRESのオープンカントリーR/Tを組み合わせている。実はCX-5や以前セカンドカーとして所有していたスズキ「ジムニー」、そして現在のデリカD:5までずっと履き続けている銘柄でもある。ホワイトレターの存在感も好んでいるが、それ以上に関西の企業を応援したいという思いも選択理由のひとつだという。
ロードノイズについて尋ねると、笑いながらこう答えてくれた。
「初めて乗る人はうるさいと思うかもしれません。でも僕らからすると純正が静かすぎるくらい(笑)。このロードノイズも愛着になります」
吸気系チューンでディーゼルらしい力強さをさらに磨く
見た目だけではない。走りにも細かなこだわりが詰まっている。
ボンネット内には、クロスファング製インテークダクトを装着した。吸入空気量を増やすことで、アクセルレスポンスの向上を狙っている。さらに純正ではゴム製だったターボパイプをステンレス製へ交換している。
「ゼロ発進が全然違います。アクセルを踏んだ瞬間の反応が良くなって、トルク感もさらに増しました」と語気を強める。搭載するディーゼルエンジン本来の力強さを、より引き出す仕様となっている。
さらにエンジンルーム内のインテークダクトには、福島県のデリカオーナーが製作したエンブレムも装着するなど、全国のコミュニティとのつながりも大切にしている仕様となっていた。
家族みんなが使いやすい実用装備も充実
室内もファミリーカーらしい工夫が光っている。
センターコンソールには輝オート製テーブルを装着した。高さを増すことでスマートフォンや財布を置きやすくなり、ドリンクも合計4本収納可能となっている。もうこれがないと無理だという一言からも、満足度の高さが伝わってくる。
ダッシュボードマットにはFJクラフト製を採用し、キャンプへ行く際は天井にも積載スペースを設けている。5人家族分の荷物を積み込むため、積載力アップへの努力にも余念がない。
奥様も普段使いする“ちょうどいいカスタム”
これだけカスタムされていると家族から反対されそうにも思えるが、奥様はカスタマイズには無関心だという。
「奥さんはボクのデリカ好きに呆れています(笑)」
そう笑う“kyon”さんだが、普段このデリカD:5を買い物などで運転しているのは奥様だ。だからこそ、やり過ぎないことも強く意識しているのだ。街乗りがしやすく、家族全員が安心して使えること。そこは絶対に崩したくないポイントだという。
子どもたちは現在8歳、4歳、2歳。息子さんはスポーツカー好きらしいが、家族みんなでキャンプへ出掛ける時間も、このデリカD:5だからこそ実現できている。
ヨンク好きは親譲り。だから選ぶならデリカだった
実は四輪駆動好きになった原点は幼少期にあった。「親父がパジェロでスキーへ連れて行ってくれていたんです。その影響が大きいですね」と振り返る。
その記憶が今も残り、クルマを選ぶなら自然とヨンクになり、ミニバンを選ぶならデリカD:5に行き着いたという。キャンプは奈良県の下北山村などへ2泊3日で出掛けることも多く、学生時代の友人たちとグループキャンプを楽しんでいる。
カスタムしたい人なら、やはりデリカ一択だと思うと語気を強める。自分の個性を出せるクルマだからだ。家族のために選んだ1台は、いつしか自分らしさを表現する最高の相棒へと進化していた。派手さではなく、大人の「ちょいワル」を追求したこのデリカD:5には、家族との思い出も、ヨンク好きとしてのこだわりも、すべてが詰め込まれていると言えるだろう。
なお、このデリカD:5は2026年7月18日に愛知県で開催されたTOYO TIRES主催のイベント「俺の#オプカン ~さなげ場所~」で撮影されたものだ。“kyon”さんは今回、イベントにて用意されたトヨタ「ハイラックス」で本格的なオフロードコースを運転し、オープンカントリーR/Tの性能を試したという。ラフな路面をいなす感覚を味わい、安心して乗れたと語る。こうしたリアルな体験ができる点も、同イベントの大きな魅力だったと言えるだろう。
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みんなのコメント
前期の最終と現行の初期 2台乗ってます
どノーマルで 悪路は行きません
雪道のみです
7人で高速移動したことありますが
サードシートのキャパもあり
また高速安定性も良いですね
新東名でも余裕の走りです
ツアラーとして良いと思います
ワタシはいじる必要性がないと思ってます