■ホンダ新型「ホンダジェット・エシュロン」登場へ
ホンダの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(HACI)は、2023年10月17日から19日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催されている世界最大のビジネス航空機ショー「2023 ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション(2023 NBAA-BACE)」で、新型小型ビジネスジェット機の名称を「ホンダジェット・エシュロン」にすると発表しました。
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2023 NBAA-BACEの会場では、新型ホンダジェット・エシュロンのモックアップモデルと現在販売しているホンダジェット EliteIIを展示し、HACIとして初めて2モデルの製品ラインアップを紹介しています。
今回名称が発表された新型ホンダジェット・エシュロンは、あらゆる面で移動効率を高め、ライトジェット機より上位の機体カテゴリーと同等レベルの飛行体験を提供するといいます。
実は機体自体は名称が決定する前に明らかになっており、2023年6月13日には製品化を決定し主要サプライヤーとの契約を締結したことも発表していました。
ホンダ独自の技術である主翼上面エンジン配置、自然層流翼型・ノーズ、コンポジット胴体をさらに進化させたことで、乗員・乗客合わせて最大11人が搭乗可能。
エンジンには「Williams FJ44-4C」を採用、最大巡航速度は450ノットです。アビオニクスはGarmin G3000を搭載しています。
また、競合のライトジェット機より20%、上位カテゴリーの中型ジェット機に対しては40%以上燃費を向上、最大航続距離は2625ノーティカルマイル(約4862km)とすることで、ライトジェット機として世界で初めてノンストップでのアメリカ大陸横断を可能とします。
客室は、長距離飛行にも適した広いキャビン空間と優れた静粛性を実現し、快適で高効率な移動によるプレミアムなオーナーシップ体験を提供します。
ちなみに名称の“エシュロン”は「梯形編隊飛行」を意味し、航空機では高効率な空力性能を実現する飛行パターンとして、燃費や二酸化炭素排出量削減などに効果があるといわれており、今回登場した新型機の特長を表しています。
また、同時にフランス語で梯子の“段”の意味もあり、現在ではプレミアムカテゴリーを指す言葉として使われることから、ホンダジェットブランドの最上級モデルという意味を込めて命名されています。
HACIは今後も新型ホンダジェット・エシュロンの開発を進め、2026年に初飛行、2028年に型式証明取得を目指すとしています。
今回の発表についてHACI取締役社長の山崎英人氏(崎は「たつさき」)は以下のようにコメントしています。
「新型ホンダジェット・エシュロンは、従来の小型ビジネスジェット機での移動の常識を覆し、航空業界に新たな価値を創造します。
これまでに培ってきたホンダ独自の先進技術のノウハウを生かし、時間や移動距離といった制約から人を解放し、持続可能な社会の実現と人々の生活の可能性を拡げる喜びを提供していきます。ホンダの夢見る『空のモビリティ』の実現に向けて一歩前進し、次なるステージへと進みます」
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写真はさすがに明らかなので、いつものように見出しで少しでも釣れればいいですね、くるまのニュースさん