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「トップチームがF1を人質にしている」マクラーレンCEO、予算上限めぐるロビー活動を批判

「トップチームがF1を人質にしている」マクラーレンCEO、予算上限めぐるロビー活動を批判

 2021年、F1はレースウィークの改善のため、スプリント予選レースの試験的な実施にこぎつけた。その際、追加のイベントに対して、予算上限における新たな枠を設けることで合意がなされた。

 そのため各チームは、1回のスプリント予選レースにつき15万ドル(約1700万円)の追加予算を組むことが可能となった。さらにスプリント予選レースでアクシデントに見舞われた場合、1レースあたり10万ドルの追加予算が認められている。

■F1チームがコンストラクターである必要はない?

 2022年、F1はさらにスプリント予選レースの回数を増加させ、6回実施することを目指している。しかしトップチームからは予算上限のさらなる譲歩を求める向きがあり、マクラーレンCEOであるザク・ブラウンはそれを声高に批判している。

 ブラウンCEOは、トップチームがスプリント予選レース実施にあたって、非現実的な例外予算を認めさせようとしていることは、2022年に予算上限額がさらに減額されるためだと指摘している。

 17日にマクラーレンのウェブサイトに掲載されたコラムの中で、ブラウンCEOはさらに厳しい批判を展開した。

「我々はこのスポーツ全体の経済的持続可能性を推し進め続けなければならない」

「いくつかのチームは依然として予算上限額を引き上げ、小切手でチャンピオンを勝とうと”言い訳”を探している。スプリント予選レースのダメージに対しての予算を増やそうとする、いくつかのチームのロビー活動が続いているのは、その一例だ」

「スプリント予選レースへの取り組みは、新たな視聴者や、スポーツの知名度を上げ、世界的なファン層を広げている」

「しかしながら、それらのチームは予算上限を過大に引き上げようと画策し続けている。昨年のスプリント予選レースで、ほとんど損害は発生しなかったという明らかなエビデンスがあるにもかかわらずだ。それは自分たちの競争上のアドバンテージを失わないための、軽薄な試みだ」

「現在のF1の統治構造は、一部のチームが自分たちの優位なポジションを守るため、このスポーツを事実上、人質にしてしまうことを可能にしている」

「そうしたチームは予算上限がスポーツにとって最善の方策だということを受け入れられず、自分たちのやり方を押し出すという習慣をやめることができないでいるんだ」



 またブラウンCEOはパートナーチーム間の協力や、技術的な共有に関しても、マクラーレンは”コンストラクター”として不満を抱いていると語っている。

「それに加え、A/Bチームの脅威は依然として消えていない。これを防ぐために、組織のガバナンスを強化することが必要不可欠だ」

「今のレギュレーションでは、Bチームやカスタマーチームといったモノに偏っている。これは、真のコンストラクター集団が互いに争うという、F1の原則に沿っていない。F1”チーム”であることの意味や、スポーツの本質が失われつつある」

「F1は本物のコンストラクターを10チーム必要としている。各チームはパワーユニットやギヤボックスを共有する以外では、パフォーマンスに関わる全てのパーツを設計・生産することが必要だ。現在は各チーム間でビジネスモデルに多様性がありすぎる」

「レギュレーションを適用し、効果的に取り締まろうとしても、結果として不必要に複雑になり、妥協がおきてしまう」

「予算上限のついたこの環境では、チーム側はより現実的な予算のもとで、より存在感を高めることができるはずだ」

「現在の状況を簡単に言えば、Bチームは(他の)コンストラクターに比べて競争力があり、さらにAチームはBチームの存在から利点を得て競争力を上げることができる。修正なしでは、チャンピオンシップ優勝を目指すチームはBチームを持とうとするだろう。そしてそれはシンプルに言ってF1ではない」

 ブラウンCEOはチームの協力体制について政治的な側面の影響を更に指摘。”親”チームやPUサプライヤーとともに、投票の必要な問題について行動していると語った。

「その上、AチームがBチームにかける投票圧力は、個々のチームのメリットに基づく公平なスポーツの推進という面とは一致しない」

「小規模なチームが、Aチームの要求を満たすために、自陣の利益に対しても反対票を投じることが有るんだ」

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