キャデラックのドライバー、アール・バンバーは、2025年のWEC世界耐久選手権とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権におけるキャデラックVシリーズ.Rでのデュアル・プログラムは、このGMブランドにとって有益にしかならないと考えている。
バンバーは、過去2シーズン、チップ・ガナッシ・レーシングが運営するVシリーズ.Rのクルーの一員として活躍。今季は新体制のキャデラック・ハーツ・チーム・JOTAチームに移籍して、キャデラックのドライバーとして3年目のWECシーズンを迎える。
体制変更のキャデラックがパリで新カラーリング公開。6名のドライバー組み分けは未発表
また、このニュージーランド人は、ウェザーテック選手権ではアクション・エクスプレス・レーシングにおけるピポ・デラーニに代わるフルシーズンドライバーにも選ばれ、先月の開幕戦デイトナ24時間レースでは、ジャック・エイトケン、フェリペ・ドルゴビッチ、フレデリック・ベスティとともに、同チームの31号車をシェアした。
彼の取り組みは、今月開催されるWEC開幕戦カタール1812kmで継続される。このレースは、キャデラック・ハーツ・チーム・JOTAにとってのデビュー戦となる。
5月にはWECのスパ・ラウンドとウェザーテック選手権のラグナ・セカ・ラウンドが日程重複するという忙しさが待ち受けるにも関わらず、バンバーは走行距離の増加が両プログラムの追い風になると期待している。
「両シリーズに参加できて、本当に良かったと思う」とバンバーはSportscar365に語った。
「プログラム全体にとって有益なはずだ」
「アクション・エクスプレスとJOTAのスタッフの間ではすでに素晴らしい交流があり、テストには双方のエンジニアが参加した。その側面から見ると、全体的に非常に前向きな雰囲気がある」
「JOTAはプロジェクトに良い知識と情報を提供してくれると思う。彼らは本当に一生懸命取り組んでいる。だが、それはアクション・エクスプレスも同じだ」
■IMSAで走り込めば、WECでは『チームメイト優先』が可能に
今シーズン、WECとウェザーテック選手権の両方でフルシーズンを戦うドライバーはバンバーだけではなく、BMWのドリス・ファントールとシェルドン・ファン・デル・リンデも同様のプログラムに乗り出している。
また、ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツは、ドライバープールを縮小して2025年を迎えることで、マット・キャンベルとマシュー・ジャミネは、IMSAでのフルシーズン活動と合わせてWECシーズンでも多くのレースをサードドライバーとして戦う予定だ。
「BMWのドライバーの多くが同じことをしているし、ポルシェもそうだ」と、ウェザーテック選手権のラグナセカ・ラウンドをスキップしてスパでのWECに出場する予定のバンバーは付け加えた。
「ドライバーとして磨きをかけるのに役立つ。いまはテストが限られているので、より多くのマイルを走ることは、役に立つのだ。僕はここ(IMSA)でたくさん運転する時間があるので、WECのレースウイークでは、チームメイトにもう少しトラックタイムを割けるといいね」
バンバーは、昨シーズンにJOTAが走らせたカスタマー・ポルシェ963について、今季も引き続きJOTAのドライバーを務めるウィル・スティーブンス、ノルマン・ナト、ジェンソン・バトンからフィードバックを得られることを楽しみにしていると付け加え、これがキャデラックのWEC初勝利を目指す上でのもうひとつの利点になると考えている。
「(アレックス・リン、セバスチャン・ブルデー含め)キャデラック・チームから来たドライバーが3人いるので、これは大きな助けになるだろうが、ポルシェを知るドライバーが3人いるのもまた興味深い」とバンバー。
「全体的に、メーカーを転々としたドライバーがいるので、情報はかなり早く共有されるだろう。毎年そうしなければならないことだが、誰もが限界に挑戦し、上達しているので、レベルが上がるだろう」
「LMDhには、競争力のあるチームやドライバーがたくさんいるので、エキサイティングな時代だ。これは本当に世界的なベンチマークだ」
バンバーはまた、アクション・エクスプレスがル・マンの参戦枠獲得に成功するかどうかに関わらず、自身はJOTAとともにル・マン24時間レースに出場することを明らかにしている。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
125万円安いトヨタ「アルファードX」新設定! “最廉価の高級ミニバン”選ぶ価値はどこにある? シンプル装備×唯一の8人乗り仕様のメリットとは?
「マイナ免許証」がスタートするも「ちぐはぐ感」は拭えない! メリットがないとはいわないが結局「普通の免許ももっておく」が正解?
カーナビ受信料徴収に批判の声続々! NHKは「放送をスクランブル化すれば良い」「放送法が今の時代にそぐわない」の声も! 警察捜査車両のカーナビ38台がNHK受信料「未払い」、みんなの反響は?
「海外で知名度低すぎ」 セントレア開港20周年も“独り負け”の現実! 旅客数は羽田の「1/9」 リニア開業でさらなる危機? 挽回なるか
【え、スイフトも売れていない!?】高評価なのに苦戦が続く2つの要因と、唯一の“生き残る道”
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?