現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 挑戦失敗! 日本に正規輸入されるもあえなく撤退した輸入車ブランド4選

ここから本文です

挑戦失敗! 日本に正規輸入されるもあえなく撤退した輸入車ブランド4選

掲載 更新 47
挑戦失敗! 日本に正規輸入されるもあえなく撤退した輸入車ブランド4選

 撤退したままのブランドやブランドごと消滅してしまったものも

 2021年夏をめどに日本で再びブランドを再展開することが発表されたオペル。一時期はヴィータが人気を集めたブランドであったが、2006年で日本市場から撤退していた。そんなオペルのように再び日本に上陸したブランドもあれば、撤退したままのブランド、そしてブランドごと消滅してしまったものまでさまざま。そこで今回は、かつて日本で正規販売がなされていた輸入車ブランドを振り返ってみたい。

外国人が羨ましい! 日本で売ってない国産メーカーの激熱クルマ5選

 1)ローバー(イギリス)

 社名だけで考えれば1800年代から存在していたローバーは、その歴史を振り返るだけでものすごいページ数を消費してしまうため割愛するが、やはり代表的な車種といえば「ローバー・ミニ」や「ランドローバーシリーズ」などだろう。

 日本では1989年にローバージャパンが誕生し、ミニやランドローバーシリーズのほか、当時提携していたホンダ製のエンジンなどを搭載した400、600、800シリーズなどを販売。99年には新たなフラッグシップモデルとして75がリリースされたが、2000年をもってローバー社の正規輸入販売は終了した。現在、ローバーの商標はインドのタタ・モーターズが所有しているが、ローバーブランドの車両はリリースされていない。

 2)ランチア(イタリア)

 デルタHFインテグラーレやストラトスなど、クルマ好きの間ではラリーウェポンのイメージの強いイタリアの自動車ブランドであるランチア。近年でも一部専門店が並行輸入をした3代目デルタなどが日本に入ってきており、マニアの間では知られた存在と言えるブランドだ。

 しかし正規輸入という点で見ると、なんと1998年にマツダがオートザム店で販売していたころまでさかのぼらなければならないのである。ちなみにオートザムでは、テーマ、デドラ、デルタ、プリズマが販売されていたが、未だにマツダ系列の販売店でメンテナンスを受けている個体は果たしているのだろうか?

 世界的に見れば大きなブランドでも日本市場からは撤退

 3)フォード(アメリカ)

 現代の自動車産業の原点となったモデルTをはじめ、多くの代表的な車種を抱えるフォード。日本でも1980年代にマツダ車をOEM販売していたり、マスタング、フォーカス、エクスプローラーとなじみの深い車種も少なくない。

 日本での販売は1925年に日本フォードが設立され、長らく正規輸入販売が続けられてきたが(中断時期も含む)、2016年をもって日本市場から撤退してしまっている。現在もフォードユーザーのために元正規ディーラーがアフターサービスを行っていたり、独自で並行輸入したフォード車を販売しているのはありがたいところだ。

 4)ヒュンダイ(韓国)

 1967年創立と歴史は浅いものの、近年ではグループ全体の販売台数では世界トップ5にランクインするほど世界中で評価の高いヒュンダイ。もはや一流メーカーと言っても過言ではない実力を持ち合わせている。

 そんなヒュンダイは、2001年に日本市場へ参入。2002年に開催された日韓ワールドカップのメインスポンサーとしても一躍知名度を上げていた。しかし、日本ではまだまだブランドイメージの低さやアフターサービス面での不安もあり、2010年をもって乗用車販売から撤退してしまった。ただし、大型バスのユニバースは日本での正規販売が続けられており、こちらは堅調な販売をキープしている。

こんな記事も読まれています

運転免許証「12桁の数字」どんな意味? 個人情報はドコまで分かる?最後の“1桁“に隠れているコトとは
運転免許証「12桁の数字」どんな意味? 個人情報はドコまで分かる?最後の“1桁“に隠れているコトとは
くるまのニュース
レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
レンジローバー最初のEV、プロトタイプの写真を公開
レスポンス
東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]
東京ディズニーの新ホテル、1泊34万円超の豪華客室も[新聞ウォッチ]
レスポンス
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
遂に試乗!原点回帰のランクル新型「250シリーズ」。「300」、「70(ナナマル)」、先代もイッキ乗り!!
月刊自家用車WEB
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
フェラーリが大型スポンサー契約締結! 米テクノロジー大手とのタッグでチーム名も『スクーデリア・フェラーリ HP』に
motorsport.com 日本版
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
渋滞40kmも!? 関越道「イライラGW渋滞」今年はいつが酷いのか 「穴場の時間帯」知ればストレス全然違う!? 鬼門の「高坂SA」の状況は
くるまのニュース
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
あの「ハチハチ」を再現!! ホンダ「NSR250R」が1/12スケール完成品モデルで新登場
バイクのニュース
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
アストンマーティン『DBX』に改良新型、内装一新…707馬力仕様に一本化
レスポンス
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
スバル、レガシィセダンの生産を2025年春に終了 セダンはWRXのみのラインアップへ
日刊自動車新聞
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
三菱ふそう、キャリアカー仕様のeキャンター新型など展示予定…ジャパントラックショー2024
レスポンス
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
フェイスリフトされた新型「アウディ A3」をテスト&徹底チェック!第4世代A3の性能と評価は?
AutoBild Japan
いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
いすゞとUDトラックス、ジャパントラックショー2024に共同で出展へ
レスポンス
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
新型ヴェゼルがビッグマイナー! 新グレードも!
グーネット
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
やっぱりダイハツ不正の影響は大きい! 2023年度の新車販売台数ランキング「盤石のクルマ」と「急落したクルマ」
WEB CARTOP
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
レッドブルF1、注目集まる2025年ドライバーラインアップ決定は”シーズン終盤”に「我々は今のペアで満足」
motorsport.com 日本版
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
ダイハツの「軽バン」は何に使える? 「車中泊好き」オジサンにピッタリ!? フラットフロアできる「アトレー」とは
くるまのニュース
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
最高に便利なアイデア! 大事なギアを保護して、スッキリ収納にも役立つ b/c 「CRUMM CR」【車に積みたいアウトドアアイテム】
月刊自家用車WEB
ロイヤルエンフィールド「INT650」 ブラックアウトされたエンジンを採用したDarkグレードを追加し発売
ロイヤルエンフィールド「INT650」 ブラックアウトされたエンジンを採用したDarkグレードを追加し発売
バイクのニュース

みんなのコメント

47件
  • ヒュンダイはメーカーのイメージもうそうだが、国のイメージの方が問題。
  • ヒュンダイだけはいらない!日本の公道を汚すな!!

    中国や韓国の糞車は並行輸入も全面的に禁止しろ!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0575.0万円

中古車を検索
ミニの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

178.9209.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.0575.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村