■燃料1Lで「約30km」走れる“超・低燃費”2ドアクーペ!
昨今、各メーカーが積極的に取り組んでいるのが「エコとスポーツの共存」です。
環境への配慮を考えた場合、走行性能を抑えるというのがひとつのソリューションでしたが、最近ではエコなスポーツモデルが多数登場し、環境に優しいスポーティーな走りが楽しめるようになっています。
そんな今をさかのぼること20年前の2005年、VW(フォルクスワーゲン)はエコなスポーツカーに挑戦した斬新なモデルを発表していました。
【画像】超カッコイイ! これが超・低燃費な「すごいスポーツカー」です!(18枚)
2005年に開催された「第39回 東京モーターショー」で、フォルクスワーゲンは2台のコンセプトカーのワールドプレミアを実施。
1台は「ポロ」のターボモデルである「ポロGTI」で、もう1台が、イエローのカラーリングが目を引くコンパクトスポーツモデル「エコレーサー」でした。
エコレーサーとはその名前のとおり、「エコロジー」な性能を備えたスポーツモデル。
特徴はもちろん低燃費にあり、その数値は3.4リッター/100kmと、スポーツモデルでありながら破格の燃費性能を誇ります。
この低燃費を実現したポイントは、車重とエンジンです。
ボディサイズは全長3770mm×全幅1740mm×全高1210mmとコンパクトで、素材にカーボンを用いていることもあり、車重は850kgしかありません。
また、搭載している1.5リッター直噴ターボのディーゼルエンジンは、最高出力136馬力・最大トルク25.5kgmの高効率なユニットとなっており、将来の排ガス規制もクリアしていたと発表していました。
これらの組み合わせにより、スポーツモデルでありながら高い燃費性能を生み出したエコレーサー。
ちなみに、最高速度は230km/h、0-100km/h加速は6.3秒と、走行性能も非常に優秀なモデルでした。
※ ※ ※
このように、破格の燃費性能と走行性能、さらに美しいスポーティーなフォルムを備えていたエコレーサー。
市販化は果たせなかったため、実際に公道で姿を見ることは叶いませんでしたが、現代でこそ再び輝くコンセプトであり、リバイバルに期待したい1台です。
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