10月12~14日に、ホッケンハイムリンクで開催されるDTMドイツツーリングカー選手権最終戦をもって、長年シリーズに参戦してきたメルセデスAMGが、30年のDTM活動に終止符を打つ。2019年に向けてDTMではプライベーターの参戦があるのか、そしてアストンマーチンの参戦はあるのか等の噂が流れているが、ドイツ本国からの最新情報をお届けしよう。
2019年のDTMはアウディとBMWの2メーカーでのレースとなることはすでに決定しているが、すでに両メーカーとも来季に向けて、新たにDTMに参入しようというプライベーターとの話し合いが佳境に入っているようだ。
DTM:アウディ、2019年のDTM参戦を改めて明言も、2020年以降は3メーカーの参戦が前提
アウディでは、GT3レースを中心にブランパンGTシリーズやニュルブルクリンク24時間レースなどで活躍するベルギーのWレーシングチーム(WRT)、BMWでは同じくGT3のレースで活躍するローヴェ・レーシングチームの参戦が噂されていたが、両チームともにドイツのスポーツ放送局『Sport1』のインタビューで、DTMへの参戦について話し合いをもっていることを認めた。
DTMのプライベーター参戦に関しては、主催者であるITRサイドでは大歓迎しており、アウディ、BMWともにカスタマーチーム用のパッケージプログラムの準備がすでに進められているが、両メーカーともプライベーターへの参戦費用の補助はなく、またセミワークス体制をとる予定もないという。GT3レースと同様に完全なプライベートチームとして、全額自費参戦となることから、その参戦費用を捻出できるチームはヨーロッパ内ではごく限られているだけに注目が集まっている。
噂にあがっている2チームのうち、WRTは2009年に創立されたチームで、ベルギーでのアウディ正規インポーターが本業。ベルジャン・アウディ・クラブとフォルクスワーゲン・クラブがチームのメインスポンサーを務めている。また、スーパーGTではAudi Team Hitotsuyamaと協力関係にもある。
一方ローヴェ・レーシングはドイツのミネラルオイル会社が母体となっており、その製品は世界中へ輸出されている。2011年にメルセデスベンツSLS AMG GT3でレース活動を開始したが、2016年にBMWにスイッチした。両チームとも比較的新しいチームだが、近年ヨーロッパのモータースポーツ界では名実ともにトップチームとして君臨しているだけに、今後の動向が気になるところだ。
■アストンマーチンのワークス参戦はなし!?
一方で、2020年から正式に始動するクラス1に向けて、DTMへ新規参入が噂されていたアストンマーチンだが、内部関係者にリサーチしたところ『アストンマーチン・レーシング』としてワークス参戦する線はほぼ無さそうだ。ただ代わりに、GT3の新カスタマーチームとなっているオーストリアのRモータースポーツの参戦が有力視されており、それも4台体制という大型参戦を計画しているようだ。
Rモータースポーツのオーナーを務めるアンドレアス・ベンツィガーとフロリアン・カーメルガーは、共同でスイスに医療コンサルタント会社を経営するほか、スイスのサンクト・ガレンでアストンマーチンの正規代理店の経営にも関与し、2名ともがジェントルマンドライバーとしてアストンをドライブし、バサーストやニュル24時間等のレースに参戦している。
元メルセデスの広報を長年務めたウォルフガング・シャットリングがチーム広報の代表を務めている関係か、その僚友でありメルセデスのモータースポーツを長年率いたノルベルト・ハウグがスパ24時間でチームピットを訪れている姿を目撃されており、チームアドバイザーに就任するのではないか……!? という噂も流れている。
DTM最終戦ホッケンハイムではRモータースポーツの発表があるか……? とも言われているだけにドイツのモータースポーツ関係者の間では期待が大きく膨らんでいる。
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