今年はシーズン途中まで好調さを維持してきたウイリアムズだったが、レッブルリンクで開催されたF1オーストリアGPでは、カルロス・サインツJr.とアレクサンダー・アルボン両名がリタイア。サインツJr.は「悲惨な週末」だったと振り返った。
サインツJr.は予選で2025年マシンFW47にフロアにダメージを抱え、19番グリッド獲得がやっと。ブレーキの問題も既にこの時から発生していたようだ。
■僕がウイリアムズを育てていく。フェラーリ離脱サインツJr.は優勝争いから入賞争いへ……されど名門復活に燃える|インタビュー
サインツJr.は予選での問題について、次のように説明していた。
「僕らはフロアにダメージを受けたんだと思う。そういう状況だったと、ちょうどチームが僕に伝えてくれたんだ」
「コースアウトしたわけじゃないから、正確な場所は分からない。何かが落ちてダウンフォースを失ったんだろう」
「その上、予選の最初からブレーキの問題があって、ブレーキングゾーンで大きく引っ張られ、片方に寄ってしまうんだ。ここはビッグブレーキングゾーンが3つもあるから、いつも苦労することになる」
決勝レースでサインツJr.は、レコノサンスラップを回ってダミーグリッドについたものの、フォーメーションラップに走り出すことができず。マシンをリセットして動き出すことができたものの、このトラブルによりスタート手順は仕切り直しとなった。
サインツJr.は1周を回ってピットレーンから決勝スタートを目指そうとしたが、ピット出口に停車したところでリヤブレーキから出火。シグナルが消える前に、レースが終わってしまった。
その後DAZNスペイン版の取材に応じたサインツJr.は、ウイリアムズが予選の問題と決勝の問題に相関関係があるのかを確認する必要があると説明した。
「昨日と今日の間に何らかの関係があるのかを確認しなければならない」とサインツJr.は語った。
「何が起こったのかを正確に確認しなければならない問題がもうひとつあって、エンジンをかけた時にリヤブレーキがかかって動けなくなった。なんとかリセットして1周を走ったら、またリヤが固まってしまった。それでリタイアせざるを得なかった」
ウイリアムズは24戦中11戦を終えた段階で、2024年シーズン全体の獲得ポイントを上回る55ポイントを稼ぎ、コンストラクターズランキング5番手と中団グループ最上位につけている。ただ、そのうち直近3戦で獲得したのはわずか1ポイント。アルボンに至っては3戦連続リタイアと、チームとして悪い流れを断ち切ることができていない。
「最近は色々なことが起きている。あれこれ起こり続けているから、そういう意味では今年の前半戦は少しヘビーだった」とサインツJr.は語った。
「でも、いつかはこの不運も終わりを告げ、状況がうまくいくようになるだろう」
そしてサインツJr.はこう続けた。
「とにかく、チームとしても、アルボンの方にも問題があるみたいだ。予選でもレースでも、なぜこれほど多くの問題を抱えているのかを突き止めなければならない」
「ブレーキの問題、エンジンの問題、オーバーヒートという状況が数週間も続いている。そういう面で僕たちには少し弱いところがある」
「そういう面は本当に弱い。週末はずっとトラブル続きで、今回は2台ともリタイアだ。僕らにとっては、散々な週末になった。でも歯を食いしばって、どうすれば改善できるかを考えるしかない」
なお、オーストリアGP決勝でアルボンを襲ったトラブルはサインツJr.とは別モノ。チームはこの問題についても調査を進めている。
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