ピレリはF1サンパウロGPにおいて、予期せぬ課題に直面した。地元プロモーターが、起伏の激しいインテルラゴス・サーキットの排水性を改善するために導入した措置により、現地到着前に予想していたよりもはるかに大きな負担がタイヤに加えられたのだ。
昨年は、スタート/フィニッシュラインに向かう区間で複数のマシンがアクアプレーニングにより、クラッシュを喫した。この事態を受けて、サーキット運営側は、FIAと合意の上、最終コーナー出口からスタート/フィニッシュラインまでのターマックに、多数の小さな溝を刻むことを決定した。
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同じ処置は他の地点にも施され、ターン2、バックストレート、ターン4と5の間、そしてターン11と12の間にも溝が設けられた。この試みは成功したようで、路面がウエット状態、あるいはダンプ状態において、ストレート区間でコントロールを失ったドライバーはいなかった。
スプリントではインシデントが発生したものの、それは、レースリーダーのランド・ノリス(マクラーレン)がターン3のイン側の縁石に大きく乗り上げて、雨水を跳ね上げた後、同じ地点で縁石の奥深くまで進入したドライバーたちが、予想以上の水と滑りやすい路面に遭遇したことによるものだった。
この措置は全体としてはプラスに働いたが、一方で、溝付きターマックはタイヤに大きな負担をかけた。そのためタイヤのデグラデーションが予想を大幅に上回り、本来であれば容易に1ストップができるはずが、ほとんどのドライバーは2ストップを選択することとなった。
ピレリのレーシングディレクターのマリオ・イゾラは次のように語った。
「最初のチャレンジは、ターマックのグリップレベルとその温度を測定することだった。溝の存在により、タイヤのかなりの部分がターマックに接触しておらず、したがって他の部分ほど熱が入らず、4本のタイヤに不均等な熱サイクルが生じた。また、ターマックの温度を正確に読み取ることも不可能だった。溝の内部と切削されていない部分では温度が異なっており、ふたつの異なる表面が異なる温度を持ちながら同時に測定されるため、我々の機器で正確に測定することができなかったのだ」
「タイヤは溝のある区間でスライドしており、それが当然ながらラバーの外部温度を上昇させた。そのためソフトタイヤは、溝が導入される前に予想していたほど耐久性を発揮しなかった。それでも日曜日にポイント獲得者の何人かが証明したように、1ストップは可能だった」
[オートスポーツweb 2025年11月16日]
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みんなのコメント
こんな理由もあるのですね。
現在のF1は、レギュレーションの成熟でチームの力の差が僅かなところに来て、こういう様々な要素が結果に関係してくるのは興味深いです
オールドファンは、ドライバーの腕が前面に出る昔のF1が好きみたいですが、現代のF1も様々な要因が関係して複雑であることも魅力の一つだと思います