疑似ギアチェンジなどをさらに強化
ヒョンデは、EVを新世代プラットフォームに移行する中で、高性能モデルを引き続き展開していく予定であり、それらは現行の『アイオニック5 N』や『アイオニック6 N』よりも「さらにリアル」なものになるという。
【画像】エンジン音やシフトチェンジを再現した高性能EVセダン【ヒョンデ・アイオニック6 Nを詳しく見る】 全37枚
ヒョンデのスポーツEVは、そのドライビング・ダイナミクスや性能だけでなく、合成されたエンジン音や疑似的なギアチェンジ機構のリアルな質感でも高い評価を得ている。後者については、ポルシェやホンダといった他のメーカーも自社の高性能EVに取り入れるようになっている。
ヒョンデのグローバル研究開発部門を率いるマンフレッド・ハラー氏は、AUTOCARに対し、疑似ギアチェンジ機能について「非常に誇りに思っている」と述べ、次世代モデルに向けてこれをさらに発展させる計画であると明かした。
「この技術において、ヒョンデは『追随』ではなく他社を『リード』しています。次世代モデルでは、これをさらにリアルなものにしたい。さらに強化していきたいと考えています」とハラー氏は述べた。
次世代のIMAプラットフォーム
ハラー氏は具体的な内容については明かさなかったものの、「アイドリングや排気バックファイア」、「車内の振動」などが、没入感を「次のレベル」へと引き上げる決定的な特徴になり得ると語った。
これは、高性能モデルを手掛けるヒョンデのN部門が純粋な技術的・性能的な優位性よりも「運転の楽しさ」を優先しているためだという。
「さらに進化させるためのアイデアは山ほどありますが、結局のところ、重要なのは体験なのです。『偽物だ』と言う人もたくさんいますが、人々はそれを気に入っているのですから、そこにはある種の美しさがあります。皆さんも、試してみてもいいのではないでしょうか?」
「ヒョンデは、真面目なポルシェのような存在ではありません。運転の楽しさを追求しています。わたし達は素晴らしいムーブメントを起こし、今後数年にわたってそれをさらに高めていきます。そして次のプラットフォームでもこの理念を継承します。デモ走行はすでに始まっています」
彼が言及した次世代プラットフォームとは、『IMA』のことで、現在のE-GMPに代わるものとして、今後数年のうちにヒョンデの全ラインナップに導入される予定だ。
充電高速化、エネルギー消費効率も向上
導入の具体的なスケジュールは発表されていないが、ハラー氏は「E-GMPは2021年に導入され、通常のライフサイクルを経ています。そして、次世代プラットフォームはすでに開発中です」と述べた。
アイオニック5はE-GMPを始めて採用した市販モデルであり、2028年頃にモデルチェンジの時期を迎える見込みだ。ここでIMAに切り替わる可能性がある。
ハラー氏は、新しいIMAプラットフォームが「強化版Nモデル」の基盤として活用されるとし、「このセグメントで引き続きリーダーであり続ける」というヒョンデの方針に沿ったものであると説明した。ただし、どのモデルラインに高性能バージョンが導入されるかについては言及しなかった。
IMAは、より高速な充電を可能にする「次世代800V技術」と、効率性と統合性を向上させるという第5世代のバッテリー技術を採用する。
「(E-GMPの)初導入時のような大きな飛躍ではありませんが、熱管理、車両全体の効率、コスト、統合性における段階的な改善を図っている段階です」ハラー氏は言う。
「第1世代のような革命ではありません。これは大きな進化です。多くの点を強化しています」
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みんなのコメント
リセールバリューの下落が。
内燃機関に未練タラタラじゃん。