スーパーGT第4戦が行われている8月2日の富士スピードウェイでスーパーGTをプロモートしているGTアソシエイションの坂東正明代表が定例会見の中で、延期した第3戦マレーシア大会に変わる代替え開催として、第8戦に予定されていたモビリティリゾートでの最終戦で2戦開催することを発表。これまで国内での代替え開催を否定していたが、一転して、2026年シーズンの開催数が7戦から8戦に戻るかたちとなった。
2026年の第3戦に予定されていたマレーシア大会はGTアソシエイションとしては『中東情勢の悪化や不確実な状況を含め、現在の世界情勢を総合的に評価した結果』を理由として、延期されることが第1戦岡山の定例会見で明らかになっていた。
スーパーGT第3戦セパンの延期決定についてGTA坂東正明代表が説明。日本国内での代替は「7戦をきちんとやり切るため」に開催せず
そのため、2025年から2027年まで3年契約が結ばれていたマレーシアでの開催は2028年まで延期されることになり、2026年のスーパーGTは当初の全8戦から全7戦として進められていたが、その状況が一転し、全8戦で行われることとなった。
「GTエントラント協会、マニュファクチャラー協会、タイヤメーカーを含めて話をしていて、GTAとしてはシリーズスポンサーをはじめ7戦でご理解をいただいて全て精算も準備もしていたが、エントラント協会、そしてサーキット、そしてボードメンバーとも話をして、ファンのためにもということで7戦を8戦にしようと。その中で代替えでやるとなると、いろいろなサーキットで検討したが、もてぎさんのところで行うしかないという方法論になった。SF(スーパーフォーミュラのワンデー開催)を見てチーム、関係者にはかなりハードだが、最終戦のもてぎでの連戦に決めました」
スーパーGTでは2016年に第3戦オートポリス戦が当時4月に発生した熊本地震によって開催が中止され、最終戦の第8戦のツインリンクもてぎ(現モビリティリゾートもてぎ)開催が2戦連続のダブルヘッダーとなり、『熊本地震復興支援大会』として開催された。今年は中東情勢と理由は異なるが、スーパーGTとしては2016年以来のダブルヘッダーとなる。
その第8戦は金曜日に練習走行、土曜日に第3戦の予選と決勝、日曜日に第8戦の予選と決勝が行われる予定とのことだが、金曜日のオフィシャルさんの確保が課題となっているという。また、サクセスウエイトの面では当初ハーフウエイトだったオートポリス戦がフルウエイトでのレースとなる方向で、もてぎでのダブルヘッダー初戦がハーフウエイト、最終戦第8戦が予定どおりノーウエイトでのレースとなる方向だ。
シリーズのチャンピオンシップを考えれば、マレーシアのサーキットは中高速コーナーの多いレイアウトで、モビリティリゾートはストップ&ゴーのレイアウトでコース特性で異なるため、GT500、GT300ともに大きな影響を及ぼすことになりそうだ。
[オートスポーツweb 2026年08月02日]
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