F1カナダGP後、セーフティカー規則に違反した疑いで、7人のドライバーに対して調査が行われた。その結果、全員に警告処分が下されたが、決勝リザルトに影響するようなペナルティはなかった。
レース終盤、マクラーレンのオスカー・ピアストリにランド・ノリスが接触したインシデントにより、セーフティカーが出動、チェッカーフラッグが提示された後も、セーフティカー・シグナルが表示されていた。しかし、アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)、ピアストリ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、エステバン・オコン(ハース)、カルロス・サインツ(ウイリアムズ)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、ランス・ストロール(アストンマーティン)は、フラッグを受けた後に他車を追い越してしまった。
レッドブルの抗議をスチュワードが却下、ラッセルの優勝が確定。“違反を誘発する行為”は認められず
スチュワードは、これに対して警告を科し、その判断について、次のように説明した。
「チェッカーフラッグ提示後の追い越しは異例ではないが、黄旗、セーフティカー、またはバーチャルセーフティカーの手順中においては明確に禁止されている」
「ドライバーたちはインシデントの発生位置を把握していたが、非常用車両やマーシャルがコース上に出動していたかどうかは知ることができなかったため、慎重に行動する義務があった」
「したがって、当該ドライバーに対して警告を科すとともに、他のすべての競技者にも同様の警告を与える。今後、同様の違反が発生した場合には、より重い処分が科される可能性がある」
なお、レース後には、ハースのオリバー・ベアマンとオコンに関して、他の違反の疑いで審議が行われた。ベアマンは、フランコ・コラピント(アルピーヌ)とのポジション争いの際にターン14でコースを外れた後、正しいやり方でコースに復帰しなかったことで、警告を受けた。
オコンは、ピット出口で急減速したため、後ろのサインツが追突しかけるというインシデントがあった。オコンはダブルイエローの警告に従ったと説明、スチュワードは、その行動は不規則でも潜在的に危険でもなく、不必要に低速走行を行っていたわけではないと判断、オコンに対するペナルティはなしとした。
[オートスポーツweb 2025年06月16日]
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「ガソリン代が安くなるってサイコー!」ゴールド免許取得者だけの「知られざるヒミツ」がスゴい! “無事故・無違反”の模範ドライバーが受けられる優遇とは!
なぜマツダは「世界のデザイン賞2冠」を獲れたのか? 日本人の美意識に立ち返れ! フォード支配下の危機を救った逆転発想とは
1年で利益がマイナス1兆円になった日産! 不振の原因は「EVを推しすぎた」の噂は本当か?
EVって変速機がないって聞くけどなんで? じつは変速機がないことによる多大なメリットが存在した
「IS500」特別仕様車で国産V8エンジンは終焉が濃厚。メルセデス・ベンツが存続できてトヨタがV8を諦めざるを得ない理由とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント