メルセデスF1はジョージ・ラッセルとの契約を延長したが、チームを率いるトト・ウルフ代表は、ラッセルが世間から過小評価されてきたと、考えを語った。
10月15日、メルセデスは2026年シーズンに向けて、ラッセルおよびアンドレア・キミ・アントネッリと契約を延長したことを発表した。
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ラッセルは今シーズン、その動向が常に注目されてきた。というのもメルセデスは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)の獲得を狙っていることを隠さなかったからだ。結局フェルスタッペンはレッドブルに残留することとなったたね、ラッセルの契約延長は時間の問題と見られていた。
そして数ヵ月間の契約交渉を経て、メルセデスはラッセルとの契約延長を正式に発表。ウルフ代表は、7度王者のルイス・ハミルトンがチームを去った後の、ラッセルの重要さを口にした。
「まず第一に、ルイスの移籍と18歳の若手(アントネッリ)の加入という話題に注目が集まっていたが、実際のところ私たちは言われているような大きなリスクを取っていたわけではない。なぜなら、我々にはジョージがいたからだ」と
ウルフ代表はニューヨークで開催されたAutosport Business Exchangeで語った。
「ある意味で、彼はここ数年ずっと過小評価されてきた。たぶん彼の内向的な性格のせいもあるだろう。チームメイトがルイス・ハミルトンであるなら、当然ながらと言うか、注目を独占することは難しい」
「もしジョージがルイスのようなファッションスタイルを取り入れていたら、もっと写真を撮られていたかもしれないが、彼はそういったスタイルではない。しかし我々は常にジョージがベストドライバーのひとりだと理解していたし、キミをチームに入れることも長期的な計画だった。現行のレギュレーションの1年が難しくなることは分かっていた。今のマシンでは、全員がグラウンドエフェクトカーの経験を積んでいるからだ」
「タイヤの理解もかなり難しいし、多くのコースで彼は経験が無いし、イタリア人ということでメディアからは大きなプレッシャーも受けることになる。50年、60年とイタリア人チャンピオンを渇望して、そして実現してきた歴史がある。その中で上手くやってくれていると思う。彼のハイライトはマイアミでのスプリント予選ポールと、カナダでの表彰台だ。しかし難しいレースも数多くあった」
「ヨーロッパでのメディアからのプレッシャーはとても大きかったし、我々も教訓を得た。少し彼のことを守るようにしてきたが、直近2戦では非常にいい走りに戻ってくることができた」
「来年の彼は全く異なるポジションからのスタートになる。様々な事を経験して来た彼にとっては、とても素晴らしい年になるはずだ」
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