2023年の鈴鹿8耐で3位表彰台を獲得したのは、73号車SDG Honda Racingだった。
73号車SDGは、名越哲平、浦本修充、國井勇輝の3人体制で今年の鈴鹿8耐に挑む予定だったが、國井がトレーニング中に負傷したことで、急遽埜口遥希がラインアップに加わった。
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しかしながら予選でトップ10トライアルに進出すると、そのトップ10トライアルでは4番グリッドを獲得した。
決勝レースではスタート後はポジションを落とし、スタートから1時間経過時点では10番手まで後退。ただ、その後は着実に順位を上げ、レース終盤に雨が降った際に3番手に浮上。そのままチェッカーを受けた。
■名越哲平
「僕自身、金曜日のテストで転んでしまって、それ以降身体があまり良い状況じゃなくて、チームと話し合って、予選など少し休息させていただき、浦本選手と埜口選手に頑張ってもらって、良いスタート位置からスタートすることができました」
「僕ひとりが迷惑かけてしまったんですが、チーム力でカバーしていただいて、目標であった表彰台を獲得できたのは嬉しく思いますし、急遽の大役にもかかわらず、僕の代わりに(多く)マシンに乗ってくれた埜口選手と、僕の代わりにチームを引っ張ってくれた浦本選手に感謝したいです」
■浦本修充
「まずはチームとチームメイトのふたりにありがとうと言いたいです」
「僕自身は(鈴鹿8耐で)初めての表彰台なんですが、今日のレース中も走りは僕の中では納得いないです。本当は一番歳上ですし、チームを引っ張っていかなきゃいけなかったんですけど、あまりうまく乗れてなかった。そこが少し悔しいです」
「でもふたりのチームメイトの恵まれて、こうやって表彰台に乗れたので、すごく本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」
「チームはもちろんですが、日頃から僕を支えてくれている家族だったり、スポンサーさんだったり……支えてくださる方々のおかげでレースができているので、改めてそれに感謝したいです」
「8耐をこういう形で終わることができたので、後半のスプリント戦に向けても、もう一回集中して頑張っていきたいと思います」
■埜口遥希
「今週末から合流することになったんですが、僕を引っ張ってくれた浦本選手と名越選手に感謝したいです」
「急遽3スティント担当することになったんですが、色々教えてもらったり、引っ張ってもらったりして、なんとかこなすことができました。最後雨の時に順位を上げることができて、表彰台に上がることができたので、良い経験をさせてもらいました。それが正直なところです」
「とにかくチームのみなさんとチームメイトに感謝したいです」
「来週はアジア選手権(アジア選手権のASB1000クラスに参戦中)があるので、そこでも良い結果を出せるように頑張っていきたいと思います」
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