現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > ルクレールが2戦連続でポール獲得! フェルスタッペン2番手もトラブルに泣く。角田裕毅13番手|F1第6戦スペインGP

ここから本文です

ルクレールが2戦連続でポール獲得! フェルスタッペン2番手もトラブルに泣く。角田裕毅13番手|F1第6戦スペインGP

掲載 1
ルクレールが2戦連続でポール獲得! フェルスタッペン2番手もトラブルに泣く。角田裕毅13番手|F1第6戦スペインGP

 F1第6戦スペインGPの予選が行なわれ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がポールポジションを獲得した。

 舞台となるのはF1チームやドライバー、ファンにとっても馴染みのあるスペイン・バルセロナのカタルニア・サーキット。直線区間から低・中・高速コーナーまでバリエーションに富んだコース特性となっている。

■フェラーリ、レースペースに不安? ルクレール「デグラデーションが大きい理由が分からない」

 スペインGPでは週末を通して晴れが続いており、予選セッション開始前は気温34度、路面温度47度というコンディション。カルロス・サインツJr.(フェラーリ)とフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)にとっての母国凱旋レースであり、多くのファンが大挙してサーキットを埋め尽くし予選を見守った。

 トップ15のQ2進出を目指す18分間のQ3では、各車が2~3度に渡りタイム計測を実施。Q1トップはフリー走行から首位を独占し続けていたルクレール。チームメイトのサインツJr.が2番手、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が3番手というトップ3だった。

 メルセデス勢に挟まれる形でケビン・マグヌッセン(ハース)が5番手、アルファロメオのバルテリ・ボッタスが7番手、周冠宇が9番手とこの2チームも速さを見せている。

 最終アタックでは各車が軒並みタイムを上げたことで、Q2進出には1分20秒台が絶対条件という状況に。レッドブルのRB18にも似たマシンを投入してきたアストンマーチンの2台とウイリアムズの2台、そしてホームレースのアロンソはトラフィックにより、思うようなタイムが出せずQ1でノックアウトとなった。

 トップ10入りを決めるQ2が開始されると、まずはルイス・ハミルトン(メルセデス)からタイム計測を開始した。ハミルトンが1分19秒794を記録し、続くチームメイトのジョージ・ラッセルがそれを上回る1分19秒470をマークしトップに浮上。ハミルトンの後ろ3番手タイムを、セルジオ・ペレス(レッドブル)がマークした。

 フェルスタッペンやフェラーリ勢は1回目のアタックでメルセデス勢のタイムを上回ることはできなかったが、これは中古タイヤで出したタイムだった。

 2回目のアタックにメルセデス勢は顔を出すことはなく、新品タイヤに履き替えたフェルスタッペンが1分19秒219でQ2トップ通過。2番手タイムをサインツJr.が記録したことで、ラッセルは3番手でQ3を終えた。

 ここでノックアウトとなったのは、最終アタックがトラックリミット違反によりタイム抹消となった11番手ランド・ノリス(マクラーレン)以下、エステバン・オコン(アルピーヌ)、角田、ガスリー、周の5名。一方で、FP3でマシントラブルがありながらもミック・シューマッハー(ハース)は初のQ3進出となった。

 ポールポジションを決めるQ3の1回目のアタックでは、フェルスタッペンが1分19秒073というタイムでトップに立ち、2番手サインツJr.に続いて、ここまでトップ3に顔を出せていなかったペレスが3番手に並んだ。一方で、ルクレールはターン15でスピンを喫し、タイムを出すことはできなかった。

 そのルクレールを先頭に、最終アタックに向けて各車が続々ピットアウト。ルクレールはフェルスタッペンのタイムに対してセクター1で0.2秒上回り、セクター3でもさらに刻み1分18秒750をマーク。ルクレールに0.323秒上回られたフェルスタッペンもタイム計測を開始したが、ターン3でDRSが開かないトラブルが発生し、アタック中断を余儀なくされた。

 他のドライバーもルクレールに挑むタイムを更新できず、ルクレールがポールポジション。前戦マイアミGPから2戦連続、今季4度目のポール獲得となった。

 フェルスタッペンは最終アタックを行なえなかったものの、1回目のタイムで2番手を獲得。カタルニアではフロントロウからスタートしたドライバーの勝率がかなり高く、トラブル発生も2番手に踏みとどまれたことは、決勝に向けての安心材料のひとつになるだろう。

 3番手サインツJr.を挟み、4番手にはラッセル。苦戦を強いられ続けていたメルセデスがようやくグリッド2列目に戻ってきた。

 ラッセル以下ペレスが5番手、6番手にハミルトン、7番手にボッタス、8番手にマグヌッセン、9番手にダニエル・リカルド(マクラーレン)、10番手にシューマッハーというトップ10のオーダーだった。

こんな記事も読まれています

トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
レスポンス
高速道出口にある「青いスラッシュ」何の意味? 実は重要なコト! 覚えておくべき「補助標識」の役割とは
高速道出口にある「青いスラッシュ」何の意味? 実は重要なコト! 覚えておくべき「補助標識」の役割とは
くるまのニュース
EV車は重いって聞くけど......電動バイクは?
EV車は重いって聞くけど......電動バイクは?
バイクのニュース
東海理化、トヨタ・プリウス向け後部ドアスイッチのリコール 関連費用で110億円
東海理化、トヨタ・プリウス向け後部ドアスイッチのリコール 関連費用で110億円
日刊自動車新聞
スバルが新型「最上級SUV」発表! オシャブルー映える「新ガイザー」! 約900万円のタフ仕様「アウトバック」伊に登場
スバルが新型「最上級SUV」発表! オシャブルー映える「新ガイザー」! 約900万円のタフ仕様「アウトバック」伊に登場
くるまのニュース
「カワサキコーヒーブレイクミーティング」 アップデートされたファン参加型イベントを聖地オートポリスで開催
「カワサキコーヒーブレイクミーティング」 アップデートされたファン参加型イベントを聖地オートポリスで開催
バイクのニュース
フェラーリ移籍控えるハミルトン、今は勝利目指して全力「そのうちウルフ代表と話す必要がある」
フェラーリ移籍控えるハミルトン、今は勝利目指して全力「そのうちウルフ代表と話す必要がある」
motorsport.com 日本版
日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
日産『キャシュカイ』改良新型、表情を大胆チェンジ…欧州発表
レスポンス
特別な文字「J」を与えられしたった10台のスペシャルモデル! ついにファイナルを迎えるランボルギーニ・ウラカン「STJ」が登場
特別な文字「J」を与えられしたった10台のスペシャルモデル! ついにファイナルを迎えるランボルギーニ・ウラカン「STJ」が登場
WEB CARTOP
札幌市、2024年度のEV補助金を一律10万円へ 軽EVは5万円 より多くの購入者に支給
札幌市、2024年度のEV補助金を一律10万円へ 軽EVは5万円 より多くの購入者に支給
日刊自動車新聞
発表後わずか1週間でモデル名変更 アルファロメオの新型SUVの名前は「ミラノ」から「ジュニア」へ 一体何があったのか?
発表後わずか1週間でモデル名変更 アルファロメオの新型SUVの名前は「ミラノ」から「ジュニア」へ 一体何があったのか?
AutoBild Japan
【20世紀名車ギャラリー】世界中で高く評価されるJ’sスポーツ・レジェンド、1967年式トヨタ2000GTの肖像
【20世紀名車ギャラリー】世界中で高く評価されるJ’sスポーツ・レジェンド、1967年式トヨタ2000GTの肖像
カー・アンド・ドライバー
日本で登場したら人気が出そう…オペルのコンパクトSUV 新型「フロンテラ」初公開! EVのほか48Vハイブリッドを用意
日本で登場したら人気が出そう…オペルのコンパクトSUV 新型「フロンテラ」初公開! EVのほか48Vハイブリッドを用意
VAGUE
外国人のタクシー&バス運転士が増える可能性大! 海外じゃ当たり前の光景が日本でも広がるか
外国人のタクシー&バス運転士が増える可能性大! 海外じゃ当たり前の光景が日本でも広がるか
WEB CARTOP
マツダ、広島本社で5年ぶりの感謝祭を6月に開催! イベントはどんな内容になる?
マツダ、広島本社で5年ぶりの感謝祭を6月に開催! イベントはどんな内容になる?
くるくら
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」登場!? カクカクボディ×マットブラックが超カッコイイ! SUV仕様の新型「ハイラックス“ランガ”」に熱望の声も! 尼で実車展示
トヨタ新型「ランクル“ミニ”」登場!? カクカクボディ×マットブラックが超カッコイイ! SUV仕様の新型「ハイラックス“ランガ”」に熱望の声も! 尼で実車展示
くるまのニュース
ベスパの特別仕様車「140th」 4日間限定販売の140周年記念モデル発表
ベスパの特別仕様車「140th」 4日間限定販売の140周年記念モデル発表
バイクのニュース
リカルド、中国GPで使用する新シャシーは「安心感をもたらす」シート喪失のプレッシャーは否定
リカルド、中国GPで使用する新シャシーは「安心感をもたらす」シート喪失のプレッシャーは否定
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

1件
  • 角田くんQ2進出おめでとう
    頑張ったね
    ニホンジンみな優しいから鈴鹿で予選敗退でも褒めて貰えますよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村