FIA世界耐久選手権(WEC)の第2戦、ポルティマオ8時間レースのフリー走行1回目がアルガルヴェ・サーキットで行なわれ、LMP2クラスのJOTA38号車がハイパーカークラスのマシンを抑え、トップとなった。
38号車は1時間半のセッション残り10分というところで、アントニオ・フェリックス・ダ・コスタがステアリングを握り、1分33秒752を記録。ハイパーカークラスの3台を上回った。
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0.029秒差の2番手はアルピーヌ36号車。セバスチャン・ブエミが1分33秒800というベストタイムを記録したトヨタ8号車が3番手に入り、小林可夢偉が1分33秒807を記録したトヨタ7号車がそれに続いた。上位4台の差は0.055秒と僅差だった。
開幕戦のスパでも、プラクティスでLMP2クラスのマシンがハイパーカークラスを上回るという逆転現象は起きていたが、予選・決勝ではトヨタの新ハイパーカー『GR010』が速さを見せ、LMP1マシンを使うアルピーヌもそれに続いた。
その影響か、今回のレースではハイパーカークラスのマシンに性能調整が施されている。トヨタのGR010は最低車重が26kg増の1066kgに。アルピーヌのA480も車重が22kg重くなり、952kgとなっている。1スティント中に使用できるエネルギー量はそれぞれ2MJ減(トヨタは962MJ、アルピーヌは918MJに)となった。最大出力も、トヨタは5kW減の515kW、アルピーヌは4kW減の450kWとなっている。
開幕戦をスキップし、このレースでハイパーカー『007 LMH』をデビューさせたグリッケンハウスは、29周を走行し12番手。上位陣とは約1秒差となった。
LM-GTE Proクラスでは、ポルシェ勢がフェラーリ勢を上回った。クラストップは、ケビン・エストレがステアリングを握ったポルシェ92号車となっている。
LM-GTE Amクラスは、デンプシー・プロトン・レーシングの77号車ポルシェがリードした。木村武史が乗り込むケッセル・レーシングの57号車フェラーリは31番手、星野敏/藤井誠暢/アンドリュー・ワトソンという布陣のD'station Racing 777号車アストンマーチンは32番手でFP1を終えた。
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