ミサノ・サーキットで行なわれているMotoGP第14戦サンマリノGP。その初日フリー走行は、FP1の終盤に雨が振り始め、FP2は全体を通じてウエットコンディションで行なわれた。
現在チャンピオンシップをリードしているファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、大半がドライで行なわれたFP1では8番手タイムとなっていたが、フルウエットで行なわれたFP2は18番手タイムと後方に沈み、5レースぶりにレースに復帰し、今回からチームメイトとなったフランコ・モルビデリにも遅れを取ってしまった。
■ヤマハ、有望若手ライダー確保にMoto2クラス参画を計画か。マネージングディレクターのジャービス認める
クアルタラロは18番手というポジションが実際のパフォーマンスを示したものではないとしつつも、現時点でウエットコンディションではトップ12が良いところだろうと認めている。タイトル争いのライバルであるフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)やジョアン・ミル(スズキ)が2番手と4番手に並んでいることを考えると、ベストな状況ではない。
ウエットコンディションでの苦戦に対して問題はコースによるのか、その点を尋ねると、クアルタラロは次のように語った。
「いや、以前も言ったように、それは違う。いつもと違う感じがしたんだけど、データを見ても温度は適切だった」
「分析が必要だ。セットアップについては見出したモノで少しフィーリングが良くなっている」
「依然としてトップからは2秒離されてしまっている。ただ僕としては、これは実際のポジションではないと思っている。僕らの今の位置は、トップ12といったところだろう」
「だけど2019年にはウエットコンディションのプラクティスでは、常にトップ10に入っていた。だからなぜそのフィーリングを取り戻せないのか、理解できない」
「次のウエットコンディションのセッションに向けて、何ができるか、何を改善できるか、様子を見てみよう」
なおクアルタラロは、特にミサノ・サーキットの高速コーナーでのフィーリングが厳しいものになっていると語っている。
「FP2では全く違うセッティングを試していた」と、クアルタラロは言う。
「最後はラップタイムも上がったけど、セクターの自己ベストタイムをひとつも出せなかったのは残念だ」
「僕らにはまだ改善の余地がある。少しずつ改善していくのが良いだろうね」
「ちょっとは良くなっているけど、まだバイクを快適に感じられていない」
「フィーリングは良くなっているから、小さいながらも前進できていると思う。だけど高速コーナーではフィーリングが全然なんだ。だから厳しいね」
「何ができるか様子を見てみよう。でも今のところはかなり苦戦している」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?