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フェルスタッペン、FP2で発生のトラブル影響はほぼなしか。最年少ポール記録更新の可能性は?|F1メキシコGP

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フェルスタッペン、FP2で発生のトラブル影響はほぼなしか。最年少ポール記録更新の可能性は?|F1メキシコGP

 レッドブルは、マックス・フェルスタッペンがメキシコGPのフリー走行2回目に油圧系のトラブルでマシンを止めたものの、週末のパフォーマンスにはあまり影響がないと考えており、ポールポジションを狙える速さがあるとチームは自信を持っているようだ。

 海抜2200m以上の高地に位置するトラックで、メルセデスとフェラーリが伸び悩む中、フェルスタッペンとそのチームメイトのダニエル・リカルドはFP1、FP2ともにワンツーでセッションを終えた。

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 しかしFP2ではセッション終了まで残り10分というところで、フェルスタッペンがトラブルによりコース脇にマシンを止め、一足先に走行終了となってしまった。

 チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンに発生した問題の原因が油圧関連のトラブルであると疑っている。だがもしパワーユニット(PU)がダメージを負っていたとしても、フェルスタッペンはスペックBのスペアPUが使用できるため、大きな影響はないという。

「油圧関係の問題だったようだ。だからマシンが戻ってきたら原因を調べる必要がある」と、ホーナーは『スカイ』に語った。

「もしエンジン交換が必要になっても、彼はまだプールに利用できるPUが残っているので問題ないと思う。だが状況を理解するためにも、まずはマシンが戻ってくるのを待つ」

 ホーナーはメキシコGPでレッドブルが速さを発揮したのは驚きではなく、高度が高いことによりPUメーカーごとの差が縮まり、レッドブルはダウンフォースのアドバンテージを利用することができたと考えている。

「イベントの前から言っていたように、高度が高いここでは物事が少しイーブンになる。空気の密度が下がるので、エンジンの吸気やブレーキの冷却で苦労することになる」

「我々はマシンを最適な状態(ハイダウンフォース仕様)で走らせることができるし、他のマシンと比べて競争力のあるパワーユニットを持っている」

 しかしながらレッドブルは、フェラーリとメルセデスが予選でもっと挽回してくると確信している。リカルドは次のように述べた。

「燃料が少ない時のペースは良いみたいだったので、比較的満足している。でも燃料が多い時はそれほど競争力が高くなかったので、まだやるべきことがいくつかある」

「僕は比較的満足できているけど、神経質にはなりたくない。フェラーリとメルセデスは、2日目から僕たちに迫ってくるだろう」

 ホーナーは「2日目は彼らがそれぞれパーティーモードを使ってくるだろう」と付け加えた。その上で、昨年はフェルスタッペンがわずか0.086秒差で逃してしまったポールポジション獲得のチャンスが大きいと考えている。

「昨年は0.1秒差でポールを逃してしまった。もうひとつ上に行ければ素晴らしいだろう。もしそれができれば、マックスは最年少ポールシッターになれるだろう」

 現在の最年少ポールポジション記録は、2008年イタリアGPでセバスチャン・ベッテル(当時トロロッソ)が記録した21歳72日。フェルスタッペンは今年の9月30日に21歳を迎えたばかりで、今季中は記録更新の可能性がある。

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