今シーズンここまで、コンストラクターズランキング5番手につけているアルファタウリ・ホンダ。チーム代表のフランツ・トストは、現在のふたりのドライバー、ピエール・ガスリーと角田裕毅の働きぶりに満足しており、来シーズンも同じラインアップで戦いたいとその希望を語った。
しかし最終的な決定は、親会社でもあるレッドブルの意向次第というところもある。レッドブルは、翌年のラインアップを夏休み期間中に決めることが多い。
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来シーズンのドライバーラインアップについて尋ねられたトスト代表は、引き続きガスリーと角田のコンビで戦えることを願っていると語った。
「そうなると良いと思っている。なぜなら、他に候補となるドライバーは見当たらないからね」
「来年も、ピエールとユウキと共に戦えることを願っている。ユウキにとっては2年目のシーズンということになる。そうなれば、ほとんどのコースを知っているということになるからね」
「ただ忘れてはいけないのは、シーズン後半にはユウキが全く知らないサーキットに数多く行くことになるということだ。ヨーロッパのコースは、彼はF2やF3で走った経験がある。しかしアメリカ行けば、彼はそこでは全くレースをしたことがない。メキシコも、サンパウロもそうだ」
「サウジアラビアは、誰にとっても新しいモノだ。そしてアブダビは、彼も知っている……しかしそれだって、乗りこなすのは簡単ではない」
そういう意味で改めて、角田はイギリスGPで素晴らしい仕事をしたとトスト代表は語った。
「シルバーストンでは、FP1を走っただけで予選を迎えた。そんな中でユウキは本当に良い仕事をした。シルバーストンをF1で初めて走るルーキーとして、FP1を走っただけで予選に挑むのは難しいことだ」
「今のF1のレベルでは、彼がトップ10にいなかったとしても、驚くようなことじゃない。どう働くかが重要なんだ。だから我々は、彼と共に計画を立てている」
「もちろん、今日の2回のスピンは、特にFP1では起こすべきではない。しかし、彼はこれ以上はほとんどそういうことはやらないだろうと確信している。彼はルーキーなんだ。そして新たなドライバーがチームにやってきた場合、彼がミスを犯すことを受け入れる必要がある」
トスト代表は、現在のドライバーラインアップを変更する必要はないと考えていると改めて語った。
「どちらのドライバーも、十分に自信を持っていると思う。夏休みの間に、ドライバーラインアップを変更しなければならない理由は見当たらない。代替策もないのだ」
「ピエールは素晴らしい仕事をしているし、ユウキもルーキーとしては良い仕事をしている。しかしユウキは経験を積む必要があり、多くのことを学ぶ必要がある。でもそれは特別なことではない。そうすることは、若いドライバーにとっては普通のことなんだ。これはルーキーをデビューさせる時に負わなければいけないリスクだ」
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