ヤマハ「NEO’s Dual Battery」 2つのバッテリー搭載とシート下スペース確保を両立した最新電動スクーター公開【EICMA2023】

最大68kmの航続を可能に

　ヤマハは、2023年11月7日よりイタリアで開催されているバイクの見本市「EICMA2023」で新型モデル「NEO’s Dual Battery」を発表しました。

　2022年3月より欧州で販売されているNEO’sは、シンプルでスタイリッシュなボディと、EVならではの機敏で滑らかな走行が特徴のNEO’Sは、着脱式バッテリー搭載の最大出力2.5kWを発揮するスクーターモデルです。

　50.4V 19.2Ahのバッテリーを２つ搭載できるNEO’s Dual Batteryでは、ヤマハ・インテグレーテッド・パワーユニット(YIPU)を搭載することで静かで伸びのある加速感を実現。

　バッテリー1つで37km（WMTC クラス 1）、2つで最大68kmの走行距離を実現しています。

　また、あらゆる年齢、体格、経験のライダーにとって理想的な乗り物となるように、リラックスしたポジションを採用したNEO’s Dual Batteryでは、2つのバッテリーを搭載した状態でもシート下スペースを使用することが可能。

　バッテリー1つを搭載した場合にはヘットヘルメット１つとシューズなどを収めることができる27リットルの容量が確保されています。

　そのほか、NEO’s Dual Batteryではメインバッテリーとオプションのセカンドバッテリーの充電レベルを確認したり、スマートフォンの着信やメッセージを確認したりできるコンパクトなLCDディスプレイも搭載されています。

Comments

山間部を含む田舎とかはガソリンスタンドが自宅近くには無い、という事も多々有るから自宅で充電可能なバイクは利用価値が高いかも、と思います。最も１日数１０kｍ程度の走行距離という限定的利用での範疇ならば、の話ですが。ちなみにどこぞのサイトでヤマハのEVバイク「Vino」について計算結果が記されていました。それによると５０ｃｃエンジン搭載車と比較して燃料費は２７％程度で済むそうです。「NEO’s Dual Battery」ですが、落ち着いた雰囲気を持つおしゃれなお嬢さんとかに似合いそうですね。