LEDグラフィックで周囲とコミュニケーション
アウディは、次世代EVに採用される先進的な照明技術として、周囲に警告サインを表示する機能と、ドライバーごとに専用の「シグネチャー」を設定する機能を発表した。いずれも、市販モデルとしては世界初となる機能だという。
【画像】年内発表のアウディ新型電動SUV【アウディQ6 eトロンのプロトタイプを写真で見る】 全11枚
2023年後半に正式発表を控える新型Q6 eトロンでは、デイタイムランニングライトに61セグメント(小型のQ4 eトロンでは10セグメント)、テールライトには1つのOLEDタイルに60セグメントを使用している。
テールライトは「ダイナミック・アクティブライト」と呼ばれる機能を備え、6つのOLEDタイルに合計360個のエレメントを持ち、ライト下部の各OLED内のグラフィックが、全体の明るさに影響を与えることなく(国際的な安全性基準を満たすため)変化する。
また、ハザードランプと組み合わせた「コミュニケーションライト」は、車両自身またはアウディのクラウドベースの道路監視システムによって検知された障害物を、周囲のドライバーに警告するために赤い三角形の警告シンボルを表示するものだ。
さらに、車両のインテリジェント・パーキング・アシスタントが作動し、自動リバースパーキング操作を行うとき、コミュニケーションライトにアルファベットの「A」を表示する。
アウディによると、これは複数のシンボルも含めたより高度なシステムの第一段階だという。同社の照明担当マネージャーであるヴェルナー・トーマス氏は、「さらなる効果を得るために点滅やストロボを使用する動的シンボルなど、さらに多くのシンボルの導入ついて、規制当局と協議を開始しました」と述べている。
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こういったアイディアも…また輸入車のアウディから国産車へと流れていくことでしょう。