アルピーヌF1のオットマー・サフナウアー代表は、高いパフォーマンスをみせながらも結果につながらない今季のフェルナンド・アロンソの状況を、BARホンダ時代の佐藤琢磨になぞらえた。
アルピーヌF1のアロンソは今シーズン、マシントラブルや他車との接触にたびたび見舞われ、数多くのポイントを失ってきた。第10戦オーストリアGPでもECUのトラブルによりスプリント予選を出走できなかった彼は、「(これまでに)60から70ポイントは失っていると思う」と不満を漏らした。
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しかし、彼のボスであるアルピーヌF1のサフナウアー代表にとって、所属ドライバーが不運によってポイントを失い続けるのはこれが初めてのことではない。
『GP Fans』によると、現在のアロンソと同じような状況を経験したことはあるかと尋ねられたサフナウアーは、「あるよ。2000年代の中盤のジェンソン・バトンがチームメイトだったときの佐藤琢磨だ」と答えた。
サフナウアーは具体的な年を語ってはいないが、これは2004年のBARホンダ時代のことだと考えられる。当時彼はホンダ・レーシング・ディベロップメントの副社長を務めていた。
この年、コンストラクターズ選手権2位を獲得する躍進を見せたBARホンダだったが、琢磨のマシンにはトラブルが頻発。特にシーズンの前半では数多くのエンジンブローに見舞われ、そのなかには日本人初となる予選フロントロウを記録したヨーロッパGPもあった。サウナウアーは当時のことをこう振り返る。
「彼(琢磨)がポイントを獲得できる位置にいたとき、非常に多くのエンジントラブルがあり、それはいつも彼に起こっていたんだ。だから私はそれを目にしたことがあるんだ」
速さをみせながらも結果につながらない状況を琢磨になぞらえたサフナウアーだが、アロンソについては少し状況が異なることも指摘。エミリア・ロマーニャGPでのリタイアがミック・シューマッハー(ハース)との接触によるものだったことなどを例に挙げ、「彼がポイントを獲得できないのにはいろいろな要因がある」とマシンの信頼性に問題があるわけではないことを強調した。
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