岡山国際サーキットで行われたピレリ スーパー耐久シリーズ2019第6戦。Gr.1の決勝レースは#777 D’station Vantage GT3が安定した速さをみせポール・トゥ・ウイン。今季2勝目を飾った。
今季の最終戦では2グループに分けて3時間の耐久レースで争われ、ST-X、ST-Z、ST-TCR、ST-1、ST-2、ST-3クラスで構成されるGr.1は13時30分からレースが行われた。
■第6戦岡山Gr.2決勝|FCYを味方につけ13号車が今季初V、ST-4王者は884号車
ポールポジションの777号車は藤井がスタートスティントを担当。序盤から後続を引き離す走りをみせ、開始から1時間を迎えるころには2番手以下との差を50秒差に広げた。一方、2番手スタートだった#1 GTNET GT3 GT-RはAドライバーの浜野彰彦が第1スティントを務めた。しかし60kgのウエイトハンデが影響し、5周目に#9 MP Racing GT-R(柴田優作)の先行を許し3番手に後退。その後も我慢のレースが続いた。
777号車は開始から1時間を過ぎた44周目にピットインし、Aドライバーの星野敏に交代。中盤スティントに突入した。その直後、ST-3クラスの#62 LeBeausset RC350の左リヤのハブボルトが破損し、タイヤが外れるアクシデントが発生。マシンがコース上に止まってしまいフルコースイエロー が導入された。
今季いっぱいで活動終了を宣言しているル・ボーセ。それまではクラストップを快走するなど優勝の期待もかかっていただけに、マシンをドライブしていたは嵯峨宏紀は降車後に悔しさを爆発させていた。
このFCYを利用して各車が続々とピットイン。トップの777号車も前半で築いたアドバンテージを有効に使い給油のみのピット作業を行なった。
FCY導入中にセーフティカー先導に切り替えられ、開始から1時間30分を迎えたところでレースが再開された。777号車の星野は順調に周回を重ねていき、64周目にピットイン。アンカーの近藤翼にバトンをつないだ。
残り40分を切ったところでST-Xクラスの全車が2回のドライバー交代義務を終えたが、この時点でトップに立ったのは#244 Max Racing RC F GT3。実は変則的に早めの段階でドライバー交代の義務を済ませていた。このままいけば今季初優勝だったが、最終的に燃料が足りないということで残り25分を切ったところでもう1度ピットイン。これで244号車が4番手まで下がった。
これで777号車が再びトップに浮上。近藤が最後まで危なげない走りを見せ、111周で3時間のチェッカーを受けた。777号車は開幕戦鈴鹿以来となる今季2勝目となった。2番手には#112 SATO-SS SPORTS AMG GT3が入り、3位には1号車がつけた。
ST-Zクラスは#2 ケーズフロンティア SYNTIUM KTMが後続に1分近い大差をつけ優勝。ST-1クラスは#47 D’station Porsche、ST-2クラスは#7 新菱オート☆NeoGlobe☆DXLエボXがクラストップチェッカーを受けた。
最終戦までチャンピオン争いがもつれたST-TCRクラスは序盤から#97 Modulo CIVICと#19 BRP★Audi Mie RS3 LMSとの一騎打ちとなったが、途中のFCYをうまく利用した大きなアドバンテージを得た19号車が今季2勝目を挙げ、初のシリーズチャンピオンを獲得した。
ST-3クラスも#34 TECHNO FIRST RC350と#68 埼玉トヨペット GreenBrave GR SPORT マークXのチャンピオン争いがレース終盤まで繰り広げられ、68号車が3位、34号車が4位でチェッカー。この結果、同ポイントとなり優勝回数の差で34号車がクラス王者に輝いた。なお、ST-3クラスは#38 ADVICS muta racing RC 350TWSが優勝を果たした。
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