4月24日、スペインのカナリア諸島に属するグラン・カナリア島にて、2025年WRC世界ラリー選手権の第4戦『ラリー・イスラス・カナリアス』のシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマークした。TGR-WRTのレギュラードライバーである勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、2番手タイムを記録している。
3月末の第3戦サファリ・ラリー・ケニアから約1カ月を経て迎えた第4戦。今大会はステージの路面は全域がターマック(舗装路)となるため、アイス交じりとなった開幕戦ラリー・モンテカルロよりも純粋な、今季初のフルターマックイベントだ。
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24日(木)のシェイクダウンは、村を抜ける生活道路にて実施。整った舗装路が舞台となり、全開区間と回り込んだコーナーが繰り返されるレイアウトだ。
路面には細かなヒビの補修や細かな起伏も見られるが、表面は基本的にスムーズ。道幅の広い区間はサーキットレースのように攻めることができる一方、岩壁と崖に挟まれるツイスティな区間はテクニカルな走りが要求される。
さらに第4戦では、今季よりシリーズのコントロールタイヤを供給しているハンコックタイヤが、新コンパウンドとなるハードとウエットを持ち込んでおり、メインで使用することになるであろうハードの感触を確かめることも、シェイクダウンのポイントとなる。
6.26kmの区間で行われたシェイクダウンは、選手権トップのエルフィン・エバンス(トヨタGRヤリス・ラリー1)を先頭に1走目がスタート。まずはTGR-WRTのロバンペラが4分13.1秒で暫定トップに立ち、2番手を4.0秒離す走りを見せた。
1走目の2番手以降はサミ・パヤリ、エルフィン・エバンス、セバスチャン・オジエ(ともにトヨタGRヤリス・ラリー1)となり、早くもトヨタ勢のスピードが際立つ結果となった。
以降、各車はセット変更とアタックを繰り返していき、ロバンペラは4分10.0秒までタイムを更新したことで、最終的なトップタイムを刻むことに。2番手には、3走目で4分12.5秒までタイムを縮めた勝田がつけ、トヨタがワン・ツーでシェイクダウンを終えた。
3、4番手は、ヒョンデ・シェル・モービスWRTのオィット・タナックとティエリー・ヌービル(ともにヒョンデi20 Nラリー1)が4分12.9秒で並ぶ。そして、残るマニュファクチャラーであるMスポーツ・フォードWRTの2台は9、10番手となった。
開幕日となる明日25日(金)は、6本のスペシャルステージが予定されている。SS総距離は計118.84kmとなり、1本目は現地時間8時03分(日本時間16時03分)より開始予定だ。
[オートスポーツweb 2025年04月24日]
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