1901年から生産している最も古いオートバイメーカーとしての呼び声が高いロイヤルエンフィールド。
現代的な要素と伝統をミックスして、世界中のライダーから賞賛を受けている。
空気圧は1か月に1回点検を!燃費性能にも影響するタイヤの空気圧
針を製造することから始まったロイヤルエンフィールドは、1901年に事業家ボブ・ウォーカー・スミスとフランス人ジュール・ゴティエの設計により、ステアリングヘッドにミネルバ製1.5馬力エンジンを搭載した、同社初のモーターサイクルを製造。
1932年には、伝説のバイク「ブレット」を、ロンドンで行われたオリンピアモーターサイクルショーでお披露目した。
ブレットは250、350、500ccの3種類のエンジンを用意。ツインポートシリンダーヘッド、フット操作ギアチェンジ、高圧縮ピストンを搭載して、人気を博した。
ロイヤルエンフィールドと聞くと多くのライダーは、トラディショナルなスタイルを想像するかもしれない。しかし、ロイヤルエンフィールドは、現代的なモーターサイクルでもある。
例えば2002年に発表された「サンダーバード」は、北米市場も意識したクルーザータイプとしてラインアップした。
ロイヤルエンフィールドが2020年代に問う〝クルーザー〟とは?
さて、長い歴史と伝統を持つロイヤルエンフィールドだが、2021年に最新のイージークルーザーを日本デビューさせる。その名は「Meteor 350(メテオ)」だ。
メテオ350は〝ハイウェイクルーザー〟として開発されている。
まずは新たに設計されたエンジンをご紹介しよう。
最新の「Jシリーズ」エンジンはインジェクション仕様でバランサーシャフトを採用し、スムーズな起動と滑らかなエンジンフィールを実現する。
それでいて、ボア×ストロークは72.0×85.8mmとロングストローク。単気筒エンジンらしいトルクフルさも忘れてはいない。
さらに、フレームとサスペンションを一新。ツインクレードルの新設計フレームにはABS付のブレーキを合わせる。
また、シート高は765mmとされ、アップライトなハンドルポジションとやや前方に位置するステップと併せて、〝ハイウェイクルーザー〟の名にふさわしいリラックスしたライディングスタイルを約束する。
そして、現代のモーターサイクルらしく、ナビゲーションシステムを搭載する。ロイヤルエンフィールド初のターンバイターンナビゲーション システムを標準装備するのだ。
こちらは「ロイヤルエンフィールドトリッパー」と名付けられ、Google マップをベースにモーターサイクル用のナビゲーションを使い、目的地までの最適なルートを表示する。
日本での発売は11月中旬を予定し3つのエディションを用意する
ロイヤルエンフィールドのメテオ350は、3つのエディションを楽しめる。
Fireball(ファイヤーボール)
メテオ350のスタンダードモデルがこちら。鮮やかなイエローとレッドの2色のカラーバリエーションが魅力だ。
タンクカラーにマッチさせたホイールリム ライニング、ブラックアウトされたサイクルパーツと機械加工されたフィンで仕上げられエンジンが美しい。
車両本体価格:59万6200円
Stellar(ステラー)
落ち着いたブラック、レッド、ブルーの3色が用意された「ステラー」。クローム仕上げのハンドルバーとエグゾーストが華やかだ。
クルージングをさらに楽しめるよう、リアには快適なバックレストを装備する。
車両本体価格:60万8300円
Supernova(スーパーノヴァ)
ハイエンドモデルのスーパーノヴァは、ブルーとブラウンの2色のカラーバリエーションを用意。ブラックとのツートーンで統一されたタンクとボディパーツがスタイリッシュだ。
削りだしのホイール、プレミアムシート、ウインドスクリーンを装備し、ロイヤルエンフィールドのミドルクラスクルーザーの旗艦として、メテオ350シリーズを牽引する。
車両本体価格:62万2600円
ロイヤルエンフィールド「メテオ350」の主要諸元
全長×全幅×全高:2140×845×1140mm
ホイールベース:1400mm
シート高:765mm
車両重量:191kg
サスペンション:テレスコピック(F)/ツインショック(R)
タイヤサイズ:100/90-19(F)/140/70-17(R)
<エンジン>
空油冷4ストロークSOHC単気筒
総排気量:349cc
ボア×ストローク:72.0×85.8mm
圧縮比:9.5:1
最高出力:20.2Bhp(14.87kW)/6100rpm
最大トルク:2.75kgm(27Nm)/4000rpm
変速機:5速
(※諸元はイギリス仕様)
取材・文/中馬幹弘
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