MotoGP第7戦イギリスGPでドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは転倒リタイアに終わった。彼は赤旗中断後のリスタート時に使用した新品タイヤに問題があったと示唆している。
バニャイヤはイギリスGPではフロントロウを確保。しかし決勝ではスタートでチームメイトのマルク・マルケスに前を行かれた。その後マルケスは転倒したためポジションを上げたが、オイル清掃のためにレースは赤旗中断。仕切り直しとなった。
■赤旗に救われたマルク・マルケス。リード拡大も表情は晴れず「バイクに乗る気になれなかった日だった」
そして仕切り直し後のレースで、バニャイヤは大苦戦。良いスタートを切って前に出たものの、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)やジャック・ミラー(プラマック)らに次々追い抜かれて5番手まで順位を落とすと、コースオフするミスがありさらに10番手まで下がった。
バニャイヤの苦難はそれで終わらず、12番手を走っていた4周目にはクラッシュ。復帰は叶わずリタイアに終わった。
苦しいレース内容に終わったバニャイヤは、赤旗後の仕切り直しレースでは、リヤタイヤが機能していなかったと指摘している。
「(1回目のスタートの)フィーリングは良かったんだ。最高のスタートは切れなかったけど、マルクがクラッシュした後はファビオと競って、後続に差をつけることができた」
「リヤタイヤも良いフィーリングで、グリップレベルも良かったんだ」
「(赤旗後に)リヤタイヤを新品に交換したところ、全然上手くいかなかった。いたるところでスライドしてスピニングしてしまっていて、トラクションが全くかかっていなかったんだ。皆に抜かれていったよ」
「ターン9ではリヤを失いそうになってしまったし、ターン7の侵入ではリヤから転倒してしまった。ただでさえ大変な状況がそうした問題でさらに悪化してしまった。今日はもう言うべきことはあまりないよ」
バニャイヤはタイヤについて十分に温まっていなかった可能性や、何か他の問題が起きていた可能性についても尋ねられたが、彼としても正確な説明は難しい様子だ。
その一方で、チームメイトのマルケスはレースを3位でフィニッシュ。彼も今回はバニャイヤが以前から訴えていたようなフロントのフィーリングの欠如を感じていたようだが、それでも表彰台を持ち帰った。
バニャイヤはこのチームメイトのライディングを高く評価しており、バイクの問題を覆い隠していると語った。同時に、アレックス・マルケス(グレシーニ)が乗る2024年型バイクが最新型よりも優れていたと彼は語っている。
「最初のスタート時のクラッシュがなければ、アレックスは楽に勝利していたはずだ」
「彼は他の誰よりも速かった。でもクラッシュがあって、別のバイクに乗り換える必要があった。それがフィーリングの面で助けにはならなかったんだろう」
「そしてマルクは僕らが今週末を通じて抱えていた問題を覆い隠していた。僕らのバイクで素晴らしい仕事をしているよ」
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みんなのコメント
同じマシンに乗ったらマルク・マルケスの方が天才
ペッコは優等生バイクしか乗ってなかったし、マルクはホンダ歴史上最悪のGPマシン乗って苦労してたからな。
やはり、育ちと言うものは、人を強くする。