■唯一の大径ホイール&装備が充実した「ライズ Z」
取り回しの良さに加え、ちょっとした悪路も気にしない最低地上高、頭上に余裕を持たせた広い車内空間などを備えた「コンパクトSUV」が支持されています。
【画像】カッコいい! これがトヨタの「最小SUV」です! 画像を見る
そのなかでも、最廉価モデルは180万円台に設定され、5ナンバーに収まるサイズもあって人気になっているのが、トヨタ「ライズ」です。
通常、新車の場合は「松・竹・梅」のグレード設定があり、価格と装備のバランスを考慮すると中間グレードがお買い得だったりするのですが、ライズでは、価格差以上に装備の充実度で最上級グレード「Z」が一番おすすめとなっているようです。
日本自動車販売協会連合会の集計によると、2025年5月での「乗用車ブランド通称名別(車種別)新車販売ランキング」で、ライズは2位にランクイン。「ヤリスシリーズ」に次ぐ販売台数を誇っており、相当売れているといえます。
ライズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmという小型サイズですが、室内や荷室は広く確保。SUVらしい力強さが感じられる迫力のあるデザインも魅力となっています。
ライズは、ダイハツが製造する「ロッキー」のOEM供給モデルで、パワートレインは1.2リッターハイブリッドと、1.2リッターガソリンエンジンから選択可能。ハイブリッドモデルは2WDのみですが、ガソリンモデルは4WDもあります。
グレード展開は、ガソリン車のエントリーグレード「X」、装備と価格のバランスを取った「G」、充実した装備で最上級の「Z」という構成です。
ハイブリッドシステムは、ダイハツ製のシリーズ式ハイブリッド「e-SMART」を搭載。エンジンで発電し、モーターによる駆動する方式です。先進安全技術も同じくダイハツ製の「スマートアシスト」を備えました。
価格(消費税込)は180万700円から244万2000円です。
トヨタディーラーの営業担当によると、ライズでは最上級のZがイチオシとのこと。
なぜバランスの取れたGではなく、Zがおすすめなのかといえば、スマートアシストに加えて、「全車速追従機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)」と、車線中央を安定して走行するようにステアリング操作までをサポートする「レーンキープコントロール」機能が搭載されているからです。
これらの安全技術は後付けすることができず、後から欲しいと言っても難しい機能なので、初めから装着されているグレードを選ぶべきということです。
「前走車との一定の距離を保つACCに加え、レーンキープ機能を搭載することで、長距離移動が本当に楽になります。
さらに、ヘッドライトもオートレベリング機能がついたLEDとなるうえに、ウインカーも流れるような点滅のシーケンシャルを搭載しています。
助手席のシートヒーターも標準装備と、“オプション要らず”な装備内容になっており、コンパクトSUVにありがちな装備の貧弱さを微塵も感じさせない内容になっております」(トヨタディーラーの営業担当)
また、SUVということで4WDの需要が高く、リセールバリューまでを考慮するなら、ガソリン・4WDのZ(241万3400円)を購入するのが賢い選択肢と言えそうです。
「シリーズ式ハイブリッドのe-SMARTがもたらすEVのような新感覚のドライビングもお勧めしたいところですが、雪道などの悪路走破性や高速での直進安定性も4WDのほうが安心感は強いです。
小回りが利くライズですが、そのぶんホイールベースは短めの2525mmなので、4WDがもたらす安定感と、Zに用意される17インチ大径タイヤによるSUVらしさを味わっていただければと思います」(トヨタディーラーの営業担当)
この大径ホイールもZしかない特徴のひとつ。社外品のホイールに買い換えるとなると10万円以上の費用がかかりますし。17インチ用に足回りのセッティングも施されたZは、トータル的に損をしない買い物となるでしょう。
※ ※ ※
最上級グレードは、乗っているだけで十分な満足度を得られます。かといって決してエントリーグレードや中間グレードが悪いわけではありません。
単純に、後付けできない装備や欲しい装備がライズの場合は最上級グレードのみだったということ。用途や予算に応じて、自分にピッタリなグレードを選びましょう。(くるまのニュースライター 金田ケイスケ)
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