MotoGP第8戦ハンガリーGPのプラクティスで、ライバルを圧倒する速さを見せたKTMのペドロ・アコスタ。しかし自分がレースの優勝候補とは考えていないという。
アコスタはプラクティスでは唯一の1分36秒台のタイムを記録し、最速でセッションを終えた。2番手のファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)にも0.4秒以上の差をつけるなど、アコスタの速さは際立つものだった。
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驚きなのは1週間前のイタリアGPでの比較的低調な走りから調子が一変したことだ。イタリアでアコスタは予選Q2への直接進出を逃しており、決勝では表彰台に届かない6位に終わっていた。
アコスタ自身もハンガリーGPでのペースには驚いているという。そして、イタリアGPと比較してもバイクのフィーリングに大差は無いと語った。
「凄く奇妙なんだ。バルセロナでは競争力があったのに、ムジェロではとても遅くて、そしてここではまた競争力がある。それが何故なのかわからない」
アコスタはそう語る。
「これは普通のことではないし、解明する必要がある。最終的な目標を達成するためには、1年間コンスタントに週末のレースを戦う必要があるからね」
「僕はその立場には今ないけど、チャンピオンシップ争いを演じるには、1年を通じて安定している必要がある。悪いレースで12位、なんてのは許されないんだ。そのことを理解しなくちゃいけない」
なおアコスタはハンガリーGPでの好調について、バラトンパークの短いコースレイアウトが有利に働いているのではないかと考えている。
「まずひとつ、ここではストレートに苦戦することはない。ムジェロではかなり苦しんでいた部分だ」
「ムジェロから今回に向けては何も変わっていないけど、その点はかなり助けになっている。コースもそれほど高速ではなく、ロスが少ないんだ」
「でもフィーリング自体はムジェロと比べても大差はない。今は速いけど、ムジェロでは初日に凄く遅かった。理解するのがとても難しいよ」
そしてアコスタは、初日が好調だったにもかかわらず、MotoGPで初優勝を果たせる可能性については否認しており、ライバルが優勝候補だと語った。
「バイクが週末を通じて安定してくれればと思う。Q2にはアプリリア勢が4台残っているし、マルク(マルケス/ドゥカティ)も素晴らしいペースを見せていた」
「僕は勝利について考えられるポジションではないと思う。今日と先週の違いがあまりにも大きすぎるんだ。ソフトタイヤでのペースが良いのは満足すべきだろうけどね」
「僕が懸念しているのはマルク・マルケスのミディアムタイヤでのスピードだ。彼は昨年、そのタイヤの速さでレースを制しているからね」
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