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【なぜ売れ続ける?】シエンタ全面改良5年後でも販売好調 ヤリス/フィットと渡りあえるワケ

シエンタ 新車効果の競合に負けず

text:Kenji Momota(桃田健史)

【画像】アウトドアも連想、シエンタ フランスのルノー・トゥインゴの面影も?【比べる】 全133枚

トヨタ最小ミニバン「シエンタ」の販売が好調だ。

コロナ禍での、直近2020年4月販売台数は、前年比99.8%の6982台。

登録車ではトヨタ・ヤリス(1万0119台)、ホンダ・フィット(8977台)に次いでの3位となった(日本自動車販売協会連合会調べ)。

ヤリスとフィットは今年2月に発売されたばかりで、先行受注分をさばいている、まさに新車効果の真っただ中。

一方、シエンタは2015年7月の2代目フルモデルチェンジから約5年が経過しているのだから、善戦していると言って良い。

シエンタは年間でみても販売は好調で、2019年度(2019年4月~2020年3月)は前期比112.6%の10万8067台に。

カローラ、プリウスに次ぐ3位につけた。

トップのカローラとは6291台差だ。2位のプリウスは、今年に入ってから販売ペースが落ち始め、4月はモデル別9位に低迷している。

なぜ、シエンタは根強い人気を維持し続けることができるのだろうか?

どのような点がユーザーにうけているのか?

どのようなグレードや外装色が売れ筋で、どのような年齢層の人が購入しているのか?

シエンタの販売実態について、トヨタ販売店ではなく、トヨタ本社に聞いた。

そこから見えてきた、シエンタが売れ続ける本当の理由とは何か?

シエンタ ハイブリッド比率は45%

シエンタは2003年に初代が誕生。当時の日本市場は、すでにミニバン文化が広がっていて、ボリュームゾーンのトヨタ・エスティマ、ホンダ・ステップワゴン、オデッセイと比べて、少しボディサイズの小さいトヨタ・ウィッシュやホンダ・モビリオが登場していた。

そうしたなか、初代シエンタは見た目は大人しい感じで、車齢12年間をかけて地味に売っていた印象がある。

それが2015年登場の2代目は、ミニバンの概念を打ち破る、アクティブで機能的な内外装デザインを採用。

低床フラットフロアでの広い空間と優れた乗降性、ガソリン車でも20.2km/Lの低燃費、さらに充実の安全・安心装備と初代から一気に進化した。

2020年4月末時点で、初代からの累積販売台数は71万3000台に達している。

同期間の販売総数14万3000台のうち、ガソリン車は7万9000台(55%)、ハイブリッド車が6万4000台(45%)。

ガソリン車では、FF(前輪駆動車)が87%、4WDが13%。

受注ベースでの人気グレードは、「Gクエロ(スペイン語で「革」の意)」(31%)、「ファンベースG」(25%)、「G」(21%)となった。

外装色では、ガソリン車とハイブリッド車ともに、ホワイトパールクリスタルシャイン、ブラックマイカ、シルバーメタリックの順だった。

次に、購入者の男女比、年齢層を見る。

年齢幅広く ミニバンの代替が約半数

次に、購入者の男女比を見る。購入者の男女比は受注ベースで、男性が56%、女性が23%。

年齢別のデータは以下の通り。

20歳以上30歳未満:4%

30歳以上40歳未満:16%

40歳以上50歳未満:18%

50歳以上60歳未満:15%

60歳以上:23%

その他・不明:24%となった。

この結果は、シエンタの商品コンセプトである「広く世代を超えて、お客様のライフスタイルをサポートする、ユニバーサルでクールなトヨタ最小ミニバン」に沿った年齢分布だといえる。

また、新車購入の際、販売店での下取り車では、ミニバンから代替が約半数となり、「トヨタで最小ミニバン」へのダウンサイジングが見て取れる。

一家の2台目だけではなく、ファーストカーとしての需要も多い。

自社(トヨタ)からの乗り換えは75%と高いが、これは他のモデルと同レベルだという。

また、軽から乗り換えは10%と少ない。

こうした販売実績データから、トヨタはシエンタが売れ続ける理由をどう考えているのだろうか?

全面改良5年目 売れ続ける理由は?

トヨタ本社の回答としては、「要因は断定的に申し上げることはできないが」という前提で、主な要因として大きく2点を指摘した。

要因1 幅広い年代に受け入れられる

お得な小さい3列シート車としてトヨタ車内でのコンパクトミニバンという独自ポジションを確立。ライフスタイルに合わせた乗り換え候補車として挙がっている中、ヤングファミリーやミドルシニア層など幅広い年代が乗っていること。

要因2 アウトドア層の開拓に成功

訴求方法としては、キャンプなどに特化した店舗展示などで、車内スペース重視のアウトドア層を開拓できた。

要因3 全チャネル併売車の強み

初期から全チャネル併売車として売り出していたので、どのチャネルでも提案車種として検討できている。

要因4 マイナーチェンジが奏功

また、2018年11月のマイナーチェンジで、2列シートを導入した。その販売効果については「立上り3か月の実績は計画の約135%で、導入効果はあった。

シエンタ、海外にも輸出されていた

フルモデルチェンジから5年目のシエンタ。日本市場向けの生産は、トヨタ自動車東日本・宮城県大衡工場。ここから香港にも輸出。

また、3列シートMPV(マルチ・パーパス・ビークル)の需要が多いインドネシアでも現地生産を行う。

最近、コンパクトSUVの台頭が目立つようになった日本市場。

そうしたなかで、「トヨタ最小ミニバン」シエンタの今後の動向に注目していきたい。

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