2020年9月4日、「スバル XV」の大幅改良が発表されました。
同社におけるSUVラインナップの末弟といえるスバル XVの発表は2017年4月ですからマイナーチェンジを受けるタイミングとはいえますが、これまでも安定して評価を得ているだけに、大きくイメージを変えるような内容ではありません。
外観では、フロントバンパーのサイドにあるシルバー加飾を大きくして、より踏ん張り感やワイド感を強調。初代XVから伝統となっているアクティブな意匠のアルミホイールもイメージそのままにブラッシュアップするといった変更になっています。
とはいえ、写真でみるとそこそこ変わってように思えるかもしれません。それはおそらく撮影車が新色「プラズマイエロー・パール」だからでしょう。太陽光の下でみると、光の加減によってはグリーンかかってみえることもあれば、ハイライトの効いた部分ではゴールド的な印象もある深みのあるイエローとなっています。実は、かつてスズキ・スイフトに同名のボディ色が設定されていたこともありますが、いずれにしても欧州マーケットで好まれそうなSUVらしい新色です。
今回のマイナーチェンジではサスペンションの味つけが見直され、2.0Lエンジンのeボクサー(マイルドハイブリッド)車は「eアクティブシフトコントロール(e-Active Shift Control)」というアダプティブ変速制御が盛り込まれています。
SIドライブでスポーツモードを選んだとき。CVTはアクセルオフでハイギアード側に変化させていく傾向にありますが、eアクティブシフトコントロールが働いているときは、アクセルを抜いてコーナーに進入するといったシチュエーションで変速比を維持することで、ドライバーの期待値に見合ったエンジンブレーキや加速性能が期待されます。
そのほかメーカーオプションとして、見通しの悪い交差点などで左右から接近してくる車両や歩行者をカメラでとらえ、モニターに映し出す「フロントビューモニター」がメーカーオプションとして新設定されています。
発売開始は2020年10月8日。メーカー希望小売価格は1.6リッター車が220万円~238万7000円と従来同様。2.0リッター車も265万1000円~298万1000円と据え置きになっています。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
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