「もうこのクルマも寿命かな……」と思った時、新車のような走りを蘇らせるメンテナンスがあるとしたら? 今回は、見た目が劇的に変わるわけじゃないけど、劣化していれば交換で確実に変化を感じられるパーツを紹介する。
文/山口卓也、写真/写真AC
エアエレメント(エアフィルター) 1年ごとに交換
快調なガソリンエンジンに必要な3つの要素が「良い混合気、良い火花、良い圧縮」。
このうち、ガソリン+空気を「混合気」と呼び、混じりもののない良い混合気を作るために必要なのが空気をきれいにするエアエレメント。エンジンに良い混合気を供給するために非常に重要なパーツだが、まめに交換していない人は意外と多い。
エアエレメントは空気を濾過する役目を持ち、外部から異物の混じった空気を取り込むたびに目詰まりを起こしていく。目詰まりを起こしたエアエレメントでは適正な空気量をエンジンに入れることができず、エンジンは不完全燃焼を起こしてしまう。
以前、筆者は台風の時に愛車を運転し、その後、交換を想定してエアエレメントをチェックした。すると、交換前のエアエレメントに細かく砕けた葉っぱや汚れがヒダの間にびっしりと詰まっていて驚いたことがある。そして部分的にエアエレメント自体が破れていた……。
エアエレメントを交換すると、不完全燃焼のエンジンを無理に回そうと無駄にアクセルペダルを踏むことがなくなり、交換前より燃費は向上(というか元に回復)する。
また、目詰まり時に感じていた「アクセルを多めに開けないと新車時のような加速感がない」ことが改善され、パワーアップ(というか元に回復)する。
さらに、目詰まりしたエアエレメントではエンジンが不完全燃焼となり、ススやカーボンが溜まる原因に。エンジンの寿命にも影響を与えるし、エアエレメントが部分的に破れている状態ではエンジン内に異物が入り、エンジン寿命は大きく低下することを知っておきたい。
プラグコード 10万kmごとに交換
快調なエンジンに欠かせない要素「良い火花」。このためにプラグ交換をする人は多いが、意外と見過ごされがちなのが消耗品であるプラグコード。
以前、古い15万km程度走行した軽トラを購入した時、アイドリングがバラつく感じがあり、プラグやエアエレメントを交換したが症状は改善せず。夜間にエンジンを見てみると、なんとプラグコードから青い火花が……。
というわけでプラグコードを交換したら即解決! プラグコードはしっかりとプラグに装着されていたので、挿し込み不良ではなくプラグコード自体が劣化していたのだろう。
プラグコードに不備がある場合に起こる症状としては燃費低下、アイドリング不安定、加速がギクシャクする、オーディオにノイズが入るなどがあり、そのまま放置すると最悪の場合はエンジンがかからなくなることも。
交換自体は難しくないが、注意点は挿し込み位置を間違えないことと「カチッ」と音がするまでしっかりと挿し込むこと。そして挿し込み位置を間違えないために必ず1本ずつ作業すべき。
また、プラグも同時に交換する場合はプラグホール周辺のゴミや水分などの異物をエアブローなどでしっかり飛ばしておくこと。エンジン内に異物が入るとエンジンが大きなダメージを負うことになる。
燃費低下、アイドリング不安定、加速がギクシャクするなどの症状の場合、イグニッションコイルに問題がある場合も。こちらも自身での交換は難しくないので挑戦してほしい。
前後のショックアブソーバー 5~10万kmごとに交換
ショックアブソーバーとはクルマのサスペンションを構成するパーツのひとつで、ショックアブソーバー内部のオイルが小さな穴を通過する時の抵抗(減衰力)によって、スプリングの上下運動を制御している。
このオイルは高温・高圧下で常に作動しているため、劣化は進んでいく。劣化すると減衰力も徐々に弱まり、乗り心地が悪くなったり、クルマの揺れがいつまでも続いたりするようになる。
ほとんどの純正品ではオイルは交換できない造りのため、「ヘタってきたな」と感じたらショックアブソーバー自体を交換することになる。
作業自体は古いショックアブソーバーを外して新しいものに付け替えるだけだが、DIYでは危険を伴う工程もあるのでショップでの交換がお薦め。
パーツ単体は安いものの工賃が多少かかるが、乗り心地が新車のように激変すること間違いなし!
足回りのブッシュ 10万kmごとに交換
ショックアブソーバーを交換しても新車のようなしなやかな動き、ビシッとした感じがない場合は足回りのブッシュ関係の交換も考えたい。
足回りのアッパーマウントやロアアーム、スタビライザーなどの部分にはゴム製やウレタン製のブッシュが接合部や可動部に使われている。ブッシュは人間の体でいえば軟骨のようなパーツで、各パーツがガタなく、スムーズに動くために重要なパーツである。
このブッシュも経年劣化によってヒビ割れや硬化、欠損が起こり、劣化すると振動吸収性の低下、乗り心地の悪化、走行性やハンドリングの悪化、足回りからの異音発生などが起こる。
ブッシュ交換は油圧プレスなどが必要な場合もあり、DIY交換はかなり上級レベル。よって、ショップにお願いするのがベストだ。
エンジンマウント 10万kmごとに交換
一般的に、エンジンは3~4箇所の位置で、ゴム製のエンジンマウントでボディやシャシーに固定されている。
ゴム製のため劣化は避けられず、10万km程度になるとアイドリング時の振動が大きくなる、加減速時に異音がする、シフトチェンジ時に振動や入りにくいなどの違和感を感じられるようになると交換がお薦め。
劣化を放置しておくと、エンジンをきちんと固定できずに加減速時に周りのパーツに接触してそれらを破損させる恐れもある。
周りに「足回りのブッシュを交換した」という人はたまにいても、「エンジンマウントを交換した!」という人をあまり聞かないのは、10万kmで乗り換える人が多いことや、車検時にエンジンマウントの劣化で車検に落ちたり、整備不良を指摘されることもないため。
しかし、足回りのブッシュ交換に比べるとパーツ代や交換工賃は安め。前述のような症状を感じた場合はショップで迷わず交換をお薦めする!
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