Porsche Taycan
ポルシェ タイカン
ポルシェ初のEV「タイカン」が空母の甲板で驚異的な加速とブレーキングを披露【動画】
300メートルに満たないデッキ上でフル加速&フル制動
いよいよ発表を目前に控えたポルシェ・タイカン。同社初の市販EVスポーツは、デビュー前からその一挙手一投足が世界中から注目されてきた。そして、おそらく最後のティーザー(発表前の予告プロモーション)と思われる、タイカンの潜在能力を窺わせるムービーが公開された。
USSホーネットは、排水量2万7500トン、全長869フィート(約265メートル)のフライトデッキをもつアメリカ海軍の航空母艦。27年におよぶ長い服役期間中にはアポロ11号と12号の回収ミッションも行っており、ニール・アームストロングやバズ・オルドリン、マイケル・コリンズが使った移動隔離施設も備えていた。
今回、そのデッキ上でタイカンのフル加速、フルブレーキングを敢行したのがプロレーサーのシェア・ホルブルック。スタートにはローンチコントロールを使用して全開加速。カーボンセラミックブレーキの性能を最大限利用して、終点から30メートル足らずの距離を残して完全停止した。
シェア・ホルブルックは語る。
「デッキの床面には凸凹があって、とてつもなく長い距離に感じられました。あえて空と海に向かって加速していくなんて、これまで体験したことがありません。でも、私はタイカンに絶大な信頼を抱くことができました。
加速中はもちろん、ブレーキング時さえ車体はひたすら安定していました。本番に向けて少しずつスピードを上げていったのですが、走るたびに自信が増していったし、毎回とても快適だったんです。そして、なんという速さ! あとでムービーを見るまで、自分が何をしたのかわからないほどでした」
0→90→0マイルをわずか10.17秒で
けっして平坦ではないデッキ上で、タイカンはたった422フィート(約129メートル)で90.58mph(145.8km/h)まで加速。スタートから完全停止まで、全行程にかかった時間はわずか10.17秒だった。
タイカンのプロジェクト責任者であるシュテファン・ヴェックバッハは説明する。
「今回の挑戦は、通常用いる性能計測方法ではありません。開発の最終段階にある車両のもつパワーを広く知らしめるのに、とてもふさわしい手法であったと考えています。荒れて変化する路面での安定性、そして凄まじい加速と制動力は本当に素晴らしかった。シェアのような厳しい目をもつプロフェッショナルにとっても驚きだったことは言うまでもありません」
ポルシェ初のEVスポーツ「タイカン」は2019年9月4日、3大陸で同時デビューを飾る。
https://www.youtube.com/watch?v=PAX74HkmvHU
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